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アニメ 天穂のサクナヒメ7話『ココロワヒメの憂鬱』 感想

天穂のサクナヒメ7話ココロワヒメの憂鬱感想 アニメ
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2024年夏より放送開始の作品、えーでるわいすにより制作されたゲーム『天穂のサクナヒメ』を原作とし、監督:吉原正行によるアニメ化作品『天穂のサクナヒメ』 7話『ココロワヒメの憂鬱』のゲーム未プレイでの感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

7話『ココロワヒメの憂鬱』

ココロワヒメ

7話で焦点が当たったのは、ココロワヒメ。1話あたりでもなにやらサクナヒメのオニジマ送りに思うところがありそうな顔をしていましたが、今回彼女が何を思っていたのか語られる。

努力を重ねていた自分と、だらだらしながらも親の残してくれた米で御役目を貰っていたサクナヒメに対しては、当然思うところもありましたが、それ以上にそんなサクナヒメがいつも自分の前を進んでいるという感覚を常に抱えているというのが彼女の悩みの深いところにあるのかなという気がしました。

自分のそんな気持ちを知らずに、親友として接してくれるサクナヒメ、後ろめたく思っていた自分の出世を自分のことのように喜んでくれるサクナヒメ、そんなまっすぐな彼女を見ているからこそ、内側にたまる気持ちをぶつけることもできず、ひたすら悩み続けてしまっているようです。

幼いころ、父と母を探しにオニジマに向かおうとするときのサクナヒメを見た際に抱えたその気持ちは、劣等感なのか、嫉妬なのか、置いていかれることに対する寂しさなのか。色々と入り混じったサクナヒメに対する感情のように思えましたが、今回はさらに、米作りに対して真剣に向き合い早朝に一人旅立ってしまったサクナヒメを見たことで加速してしてしまった様子。

何やら、潜入していた鬼から何やら渡されたココロワヒメ。次回、更に何やら一波乱起きるようです。

サクナヒメの成長

そして、そんなココロワヒメの裏で描かれたのは、サクナヒメ自身の成長のお話。今回は、初めて実った米をカムヒツキ様へ謙譲するところからお話が始まり、久しぶりに元々住んでいた地へ足を向けることに。

短めとはいえお休み、久しぶりにココロワヒメとの再会も描かれちょっとした宴会。そんな夜にやってきたカムヒツキ様より、自分の母が作った米と自分が作った米との食べ比べを提案される。

同じ種もみで作ったはずなのに、全く違う出来となっていた二つの米。1年間の努力の結晶が、まだまだ足りていないことを思い知らされたサクナヒメ。かつての彼女ならそれで腐ってしまったかもしれませんが、この1年間の苦労で成長した彼女は、どうすればより良い米を作れるかという事を考え始める。

ようやく戻ってこれた家で少しはのんびりしようとしていた彼女が、自ら早朝ココロワヒメの目覚めも待たずに島を飛び出していったのは、米作りに対して真剣に向き合っているが故の一歩前進という事を感じさせるお話でした。

米作りは1年でならずといった感じで、そこから一気にダイジェストで3年の米作りが流れるのにはちょっとおどろきましたが、2年目はジグザグになっていたキンタやサクナヒメの苗が年がたつにつれまっすぐに植えれるようになっていたのも成長を感じさせるようでよかったです。

そして、4年目にはついに自分たちで認める米を作り上げることに成功する。米の名前もアマホホと決まり、都に売ることもできるほどの出来栄えになると、まさに米作りの成功までを描くお話といった感じでした。

次回はなにやら、ココロワヒメ絡みで何やらトラブルが起きそうですが、果たしてどのようにかかわってくるのか気になる所です。

天穂のサクナヒメ

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