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魔法使いになれなかった女の子の話 2話『私、魔法使いになれる、かも?』感想・考察【アニメまほなれ】

まほなれ2話『私、魔法使いになれる、かも?』感想 アニメ
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2024年秋に放送開始の作品、監督:渡部高志による魔法使いになれなかった女の子の話 2話『私、魔法使いになれる、かも?』 の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

2話『私、魔法使いになれる、かも?』感想

ユズ様も魔法使いになりたい?

冒頭から前回の不合格を引っ張った勢いあふれる流れでスタートしながらも、ミナミ先生の出現により魔法使いになれるかも?と期待を持ってのスタート。ひとまず希望を持ったクルミですが、クラスメイトたちはそうは思わっておらず、先生の冗談だと思っている。

その中でもミナミ先生の魔法使いになってもらうという話を強く否定しているのは、ユズ様。ただ、このユズ様の魔法使いにはなれないという発言は、自分が本当は魔法使いになりたいという気持ちが強くあるが故の反発のように思える。

今回の話を見ているとユズは、マ組の不合格という事実を受け入れようと気持ちの整理を付けようとしているのに、やってきた先生は魔法使いになれるなどといい加減なことを言ってくる。だからこそ、その言葉を信じてまだ魔法使いになるという夢をかなえようと動いているクルミに強く当たってしまっているように見えてきます。

そのあたりから考えてみると、今回取り巻きの二人や、他のクラスの面々はそれぞれ魔法使い以外の夢があり、その夢を叶えるために普通課1組を選んで入学していましたが、その話の中でも、ユズ様は特に自分の夢は語っていない。

さらに、口では文句を言いつつも、魔法使いになるための課題としてだしていた図形を描く課題や、宝物を見つけ図形で場所を示すという課題には積極的に参加。口では否定していますが、その実魔法使いになりたいという気持ちはクルミにも負けないぐらいあるのではないかと思わせるお話でした。

この世界の魔法

マ組の卒業生しか魔法を使えないというこの世界の法律。それがある限り、魔法使いにはもう慣れないというユズでしたが、ミナミ先生が語るのはあくまで魔法手帳を使った魔法を使う事ができないというだけ。自らの手で魔方陣を描き、魔法を使うのであればだれでも魔法が使えると話を進める。

実際に、ミナミ先生はそうやって魔法を使っており、それは事実の様ですが、やはり気になるのは魔法手帳という存在と水から魔方陣を描く魔法はなぜ存在しないものとして扱われているのかという所。

少なくとも普通課1組の面々は、自ら魔方陣を書くなんてことはあり得ないものとして考えており、魔法手帳こそが唯一の魔法を使う方法であると考えている。

元々手書きの魔法陣で魔法を使っていたものが、より便利に簡単に使えるように補助するために魔法手帳が作られたといった流れであればわかる話ですが、だとしても、その大本の魔法の使い方というあたりが忘れ去られてしまっているというのはちょっと違和感。単に魔法手帳による魔法が当たり前である期間が長く続いた故に、皆そう考えているのか、はたまた何かほかにも理由があるのか、色々と気になるところです。

そして、そんな普通課1組の面々は、魔方陣を描くために図形を描く練習を開始。様々な基本の図形をその成り立ちから考えて描いていくことで、世界の要素を構成する図形の意味を捉え、魔法として使えるようにしていくといった感じの修行といった感じなのかもしれません。

何やら、クルミは今回の範囲でも魔法を使えそうな片鱗を見せて終了と、流石独学塾トップの努力家っぷりを見せつけていましたが、やはり魔法一番乗りは主人公である彼女となるのかも。

しかし、クルミと同じ位気持ちは強そうなユズも、今回ミナミ先生が手書きでの魔法を使うところを見たことでどのように気持ちが切り替わっていくかも気になるところです。

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