2024年10月より放送開始した、原作・ストーリー・キャラクターデザイン:鳥山 明、監督:八島善孝による、ドラゴンボールDAIMA3話『ダイマ』の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方は注意してください。
第3話「ダイマ」
大魔界に向けて
いよいよ大魔界へ向けて出発となったグロリオ・悟空・界王神さまの三人。ゴマーたちが第7宇宙へ向かう際に使っていたワープ様を使って逆に大魔界へ向かう事に。
以前から話に合った通り、魔界の人間たちは耳が尖っているとのことで、ワープ様もきっちりをそれ魔界の人間かどうかの判断材料として使っており、更には移動する際には暗証番号が必要とのこと。この暗証番号は、界王神様が第7宇宙に来た際には存在しなかったものとのことで、過去よりも移動は色々と厳しくなっているようです。
界王神様は、この暗証番号の件をキビトに伝えようとしていましたが、結局伝える余裕なく出発してしまう。こうなると、後からブルマの直した宇宙船で来るだろうブルマ・ピッコロ・ベジータがどのようのここを乗り越えるのか、ちょっと気になるポイントとなりました。魔族かどうかというあたりは、ピッコロがいるのでごまかせなくもない気がしますが、暗証番号の方はどうしようもなさそう。何となくこういう上位存在との交渉せざる負えない状況は、ブルマが得意そうな気もするので彼女がワープ様を言いくるめてしまうなんてこともあるのかもしれません。
大魔界
到着した魔界は、グロリオが仕事を頼まれたという第三魔界。何やら魔界は、縦に三層並ぶ形となっているとのことで、その三層を大穴が繋いでいる様子。ただ、その穴は界王神様が生まれる前にバリアが張られてしまったとのことで、そこを使っての移動はできなくなっているようです。
大魔界を探索する悟空達が発見したのは、前の魔王ことダーブラの像が。片手で堂々とピースをするポーズ。どことなくミスターサタンを連想させるポーズでしたが、バビディに洗脳される前の彼は意外とお調子者な面があったりもしたのか、はたまた、勝手に作られただけなのか。
更にこの世界は、空気が臭かったり、重かったりで、いつものように戦う事ができない様子。何やら空に浮かぶ火山から放出される体には無害なガスの影響とのことですが、このあたりの設定と、舞空術のバランスがうまくとりずらい体の小ささが相まって、空を飛ぶようなバトルはしばらくお預けとなるのかも。
界王神さまについては、第2魔界の生まれで、第3魔界の一層下。何やらお高くとまった種族とのことで、第一、第二、第三と数字が小さい魔界ほど、住みよい世界となっているのかもしれません。このあたりの話を聞いていると、界王神様が、なぜ他の世界の界王神として選ばれたのかというあたりもちょっと気になりますが、デゲスとの絡みの中で話されたりするのでしょうか。
そして今回舞台となった第3魔界、何やら荒野に佇むスラムのような街並み。住まう人も皆荒くれものといった感じでお話が進む。店の中でのバトルなんかは、物を使ったアクションなんかも含めてカンフー映画のような雰囲気を感じました。
空気が重く、動きにくいという話は第3魔界での話という事を考えると、第2魔界へと話が進むと、戦い方も変わってきたりするのかちょっと気になる所。
そういえば、大魔界のドラゴンボールは3個という話でしたが、各魔界に一つずつあると考えてよいのかもしれません。もしかしたら、回想を隔てるバリアもこれに絡んでいるのかなとちらっと思う。
オレンジ色の光なんかはちょっとドラゴンボールを連想させる輝き方をしており、もしかしたら各階層にドラゴンボールを置いた際に集めるのを困難にするために分断されたなんてこともあるのかも。ともあれ、各層毎に格差のある世界となっている大魔界、この区切りが壊れる時がいつか来るのかもしれません。
奪われた宇宙船
酒場での大暴れから一晩、出発しようと宇宙船の元へ行くと、宇宙船の姿がなく、斧にかけれた布が一枚。
斧は、昨晩悟空がぶっ飛ばした魔界人が使っていたもの、かけられた布には何やら文字のようなものが書かれていました。
何か書いてるのがわかったので、ちょっと読めないかと思ってみていると最後の3文字が、カタカナのバーカを逆さにしたような物に見えてくる。そこから色々考えているうちに『モラッテ イクゼ バーカ』と読める気がしてきました。カタカナを崩した文字を左右反転させたものが、魔界での文字となっているのかもしれません。
そんなこんなで、足を奪われてしまった悟空一行。いよいよ自らの足で第三魔界を冒険、第一魔界を目指す冒険が始まるようです。
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