2024年9月1日より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第6作目の作品『仮面ライダーガヴ』9話『トリックオアダンス』の感想・考察記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
9話『トリックオアダンス』
ハロウィン
仮面ライダーガヴはお菓子がテーマの作品という事で、絶対やるだろうと思っていたハロウィン回がついに到来。
ショウマと幸果さんもお菓子配り…かと思いきや、ショウマの方はそのままお菓子を貰う方にも混ざってしまう。お菓子を配る大人は皆いぶかし気に見ていましたが、なんだかんだお菓子を貰い満足そうなショウマがほほえましい。
今回のグラニュートは、お菓子を自ら配りそれを食べ喜んだところを狙うという、悪い意味でハロウィンにぴったりな相手。今回、調査に当たり実際に戦ったのは絆斗の方でしたが、人を幸せにするお菓子を餌にするやり方はショウマが知ったらすごく感情を高ぶらせそうです。
お菓子を使ったグラニュートという事で、主なターゲットになるのは子供たち。今回は、絆斗の調査の中でアイドルを目指す少女と遭遇。最初こそ、最近の子供らしい警戒心の高さゆえに犯罪者扱いされた絆斗でしたが、交流を通して怪物を探すという目的を理解してもらえる。
その調査の中で、トンネルで行方不明事件が起きているという話があり、そのままグラニュートとの戦いに。途中ダンススクールの先生が犯人かと勘違いする流れもありましたが、やはりそちらはブラフで、その直前に意味深に遭遇したお菓子屋さんの方がグラニュートでした。先生の方はおなかの調子が悪くても生徒の心配をしている良い先生。
グラニュートの撃退には成功したものの、逃げられてしまった絆斗は、残されたお菓子の包み紙から犯人がお菓子屋さんであることを推理。実際にそこに向かってみると店が既に消えているという早業。何やらちらっと痕跡が残っているようでしたが、あまりにも早すぎるその撤収、単なるギャグというわけではなく何か理由がありそうな気がしますが、もしかするとお店自体もグラニュートの能力だったりするのでしょうか。
そういえば、今回のグラニュートに関する資料を双子が持っているらしきシーンもあったので、このあたりの文字を解読してみると何かわかるかもしれません。
逃げたグラニュートは、絆斗との約束の少女を襲撃。母親の回想を通じた言葉から理解を得た少女、どことなく母を失ったときのことを思い出すような流れとなった気もするラストのヒトプレス。絆斗は少女との約束を果たすことができるのか、といった感じで次回に続くことになりました。
追い詰められる双子
その裏で進行するのは、ジーンとジープの社内での立場をかけた戦い。赤ガヴの件や、ヒトプレスの数が減少していた件でクビを言い渡された二人は起死回生の為赤ガヴの退治と大量のヒトプレスの納入を約束し、最後のチャンス貰う。
ハロウィンで集めたお菓子を奪うエージェントとそれを追いかけるショウマ。エージェントがお菓子を奪って去っていく様にはちょっと笑ってしまいましたが、それを追うショウマ的には、二人からの呼び出しの意図を感じて追いかけていたところもあったのかもしれません。
今回の双子、何やらニエルブが協力という話が出た時には、てっきり双子も実験的に改造されて戦うのかと思っていましたが、単にガヴを攻撃するツールを貸し出しただけで本人たちは戦わず。
とはいえ、そのツール自体はチョコダンやふわマロフォームの装甲を溶かしてくるという非常に強力な性能。二つ設置し片側を壊そうとするともう一方が攻撃することで動きが取れずピンチに陥るガヴ。
しかし、今回新たに登場したぐるぐるキャンディーのゴチゾウを使ったグルキャンフォームで一気に逆転。ゴチゾウまでも超ヘビーな重量級フォルム、装甲が固い上に、バギーをガトリングガンのように乱射するなかなかの方っぷり。銃の冷却や、弾の製造までゴチゾウが行っており、これまでのフォーム以上にゴチゾウの活躍が目立つ姿でした。
ひとまず双子の撃退に成功したショウマでしたが、「来年のハロウィンは幸せに終われるといいな」と切ない言葉を残して終了。
次回 10話 特盛り!キャンディ砲!
予告ではドーナッツを食べるショウマということで、ドーナッツの新たなフォーム登場かと思いきや、ぐるキャンがメインとなる様子。何やら巨大な姿となったグラニュートも登場しており、やはり今回のお菓子屋さん自体がグラニュートの一部といった感じの話となるのか。
ちなみに来週11月3日はお休みで、次回は10日となるようです。
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