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恋のダイヤル 6700 イマワシ電話でクロロが探す人物は誰? HUNTER×HUNTER(ハンターハンター) 406話『神器』感想・考察【2024年50号】

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エンタメ
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2024年11月11日に配信の週刊少年ジャンプ2024年50号で掲載されたHUNTER×HUNTER(ハンターハンター)最新話第406話『神器』の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。

第406話 神器感想

週刊少年ジャンプ2024年50号
HUNTER×HUNTER 406話『神器』が掲載された週刊少年ジャンプ

クロロの目的

前回の話で明かされたクロロがこの船に乗った目的は、ヒソカを始末するための能力を手に入れるためということでしたが、それを達成するために、船で行われている継承戦に使われる三種の神器を使い、盗賊の極意の進化を狙っていることが明かされる。

その三つの神器は、以前から出ていた壺中卵に加え、継承戦を見守るご神体である儀座禅仏、さらに時代王に渡される刀、吉兆丸の三つが狙いとのことで、それを探して動き続けているようです。

王子たちに念獣を授けたのが壺中卵ということは作中でもすでに触れられていますが、そうなると他の二つにも能力が用意されていそうです。

儀座禅仏の方は継承戦を見守ると言われているあたり、継承戦から逃げようとする王子を殺し、途中退場を許させない監視のような役割を担っていそう。

残りの吉兆丸については、全てが終わってから次の王に継承される渡される物という事を考えると、この継承戦で得た成果がその剣に宿り力になるなんてことがありそうです。

今回明確にクロロがヒソカを始末する力を得るためにこの神器を求めていることが明かされましたが、当然それを手に入れるのは1層まで上がる必要が出てくる。そうなると当然新たな能力を得る前にヒソカとかち合う可能性が高まり、非常にリスクが高い行動をとらざる負えない。しかし、それでもなお、クロロは次善は整っているというのが気になる所。少なくともここまでの旅団のメンバーは、誰がヒソカを先に殺すかという話が中心で、団長が死んだ後に、今のメンバーに何か仕掛けがあるというわけではなさそうに思える。

死後強まる念のように、自分の死をきっかけに何かを起きる仕掛けを用意している、なんてこともあるのかもしれません。

クロロが使っている能力

そんなクロロですが、現在はハルケンブルグの葬式に紛れ込み、誰かを探している様子。何やら念で出した電話を使い周囲の人を探しているようです。

盗賊の極意で開いているページは、ハンターハンター世界の文字の解読表ページがあったので、解読してみると、以下のような能力名とその説明が書かれている。

マクガイドナルミ
こいのだいやる6700 いまわしでんわ
ぐげんかしたけーたいをつかって
りそうのあいてをさがしだす
じょうけんをにゅうりょくすると
6~20けたのばんごうがひょうじ
されかけるとあんないがでる

平仮名との対応なので読みにくく漢字を当てはめ直してみると以下のようになりました。

マグガイド ナルミ
恋のダイヤル 6700 イマワシ電話

具現化したケータイを使って
理想の相手を探し出す
条件を入力すると
6~20桁の番号が表示
されかけると案内が出る

マクガイド ナルミはおそらく能力の元々の所持者、能力名は『恋のダイヤル6700 イマワシデンワ』とのこと。自分が理想としている相手を探し出す能力で、それを使う事で案内が出てきて本人へ導いてくれる様子。本来は、理想の恋人を探す能力のように見えますが、能力自体は理想の人物を探すもの、ということでクロロが利用しているようです。

今回のラストでは、目当ての人物が船にいることは特定、しかし、念波の届かないところにいるとのことで、クロロが1層に向けて動き出す理由となりそうです。

クロロが目当てとする人物とは?

クロロの目的が明かされましたが、今どのような人物を探して動いているのかは現時点では謎のまま。

前回のエイ=イ一家が誰かを探しているという件とちょっと話が被り、宝を盗むのに必要な能力を持っている人を探しているのかなとちらっと思いましたが、果たして単純にそういう話なのか。

カキンの宝に繋がるための人物を探すという点から考えるとむしろ、カキンの宝を盗む協力者となるような人物を求めているというのがありそう。そもそも、まだクロロは宝の場所すら知らないので、まずはどこにあるかの特定のために情報を求めているのかも。この方向で話がつながっていくなら、継承戦を拒む王族やその周辺の人物といった条件で探している可能性もありそうで、ここからオイト王妃や、センリツ、クラピカあたりに絡んでいきそうな気もします。

終盤に向けて話が動き出す?

クロロが上層を目指すことを決めた以上、ヒソカもそれに絡んで動き出すなんてことはありそうですし、継承戦が中心となって描かれていた一連のエピソードも一気に終わりに向けて話が進むなんてこともありそうです。

次回はこのままクロロの視点で続きが描かれるのか、蜘蛛の他のメンバーの出番となるのか、何が起きるのか楽しみです。

また、今回の話では一度は旅団箱推しとまで言ったヒリンギもリンチの死の真相を推理し旅団と敵対する覚悟を決めておりそちらの展開も気になる所。ちょうど、ノブナガが一人戻ったあたりをみるに、ノブナガあたりとかち合って戦う事になるのかもしれません。

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