PR

まゆとザクロ わんだふるぷりきゅあ!43話 感想『紡がれる思い』

スポンサーリンク
わんだふるぷりきゅあ43話紡がれる思い感想 アニメ
当ブログは、アフィリエイトプログラムに参加して商品を紹介しており、著者に収益が発生することがあります。

2024年2月4日より放送開始したプリキュアシリーズの21作目の作品『わんだふるぷりきゅあ!』43話『紡がれる思い』の感想記事です。「みんなかよし!わんだふる!」を決め台詞としたプリキュアシリーズ初、飼い犬が主人公となる作品です。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

43話『紡がれる思い』

まゆと手芸

冒頭学校にて珍しくハイテンションなユキ、わかりやすくマフラーをアピールしており、それは案の定まゆが自ら作ってくれたお揃いのマフラー。そこから始まった今回のお話は、本作におけるまゆの成長を改めて描き、そんなまゆだからこそ紡げる未来を予感させるエピソードでした。

本作でまゆと手芸が絡んだお話というとまず思い浮かぶのは、まゆの友との別れのお話。序盤のまゆにとっては手芸というのは、黙々と一人の世界で取り組むが故に、周りとの壁を作ってしまった存在でもありました。そんな一件もあり、人との関りを苦手だと思っていたまゆでしたが、いろは達との交流を経てその友達との仲も再び取り戻すことに成功。

色恋沙汰には積極的に身を乗り出し、今回はメェメェとの間の共通の趣味にハイテンションになりと、序盤の引っ込み思案な様子と比べると、まゆが大きく変わったことがわかる。

一度は友人を失うきっかけとなってしまった手芸についても、今回の彼女は学校の友達との関係を深めていくきっかけへと変わり、今回のマフラーづくりは、まさに1年を通したまゆの成長の成果を描くお話の題材としてぴったりの物だったように思えます。

まゆの成長の向かう先は?

そして、今回そんなまゆの成長が向かった先はザクロとの交流。敵でありながらも簡単には割り切れない事情を持っていそうガオウ達一行。その中でも、ガオウ様を想い行動しているのがザクロ。彼女もまたガオウのためにマフラーを作ってあげたいという思いを持っていましたが、一人では作ることもできない。それを手伝おうと自ら言い出すまゆにより、ザクロとの間に奇妙な縁が生まれる。

これまでいろはと悟君との色恋沙汰をかなり積極的に推し進めていたまゆという描写を極端にしていたからこそ、今回のザクロの恋話へ向かっていく様も自然に受け入れられたというのははなかなか面白い。このあたりも意識して、いろはと悟の恋愛展開を入れていたなら、なかなか丁寧な話作りだなと思いました。

ただ、だからといってこれまでやってきた事が許されるわけではないというユキの正論により、ザクロも浮かれている場合ではない事を思い出す。ある意味、余計な事をしたようにも思えてしまいますが、結局の大本の問題に向き合わずに話を進めることはできないという意味では正しい展開。

今回の沢蟹のガオガオーンとの戦いでは、リリアンネットが切り裂かれるという展開が挟まれる。しかし、いくら断ち切られても、再び紡いでいけばいいという答えにたどり着くのは、やはり今回がまゆの成長の結果を描くお話だったからというかんじでよかったです。

そういえば、マフラーを皆に教えるパートでも、蟹ちゃんが絡まった糸を切ってしまおうとするシーンで切っちゃダメとたしなめていました。誰かとの糸を相手との関係と見立てていくなら、今後もザクロとの交流を諦めないという展開を示唆した話運びだったのかもしれません。

ガオウ様

そして、相変わらず優秀な悟君は裏で日記を地道に解読。その成果により昴との日記がさらに読み解かれることに。

昴とガオウ、一度は互いを認め合った二人で下が、他の人間たちによりその関係は断ち切られてしまう。何やら他の狼も姿を見せていたとのことですが、それがザクロとトラメという事でよさそう。

そんな中、その話を聞いたニコ様は、ガオウに対して思うところがある様子。人を憎む心だけではなかったはずなのに、とのことでニコ様もガオウの事を全て知っていたというわけではなさそうです。

今回の描写を見ているとまだ鏡石のエピソードは特に絡んできておらず、ガオウが人間を憎むに至った話にはもう一段何かありそうな様子です。

44話 たくさんの幸せ

以前から登城していたおばあちゃんお鶴さんとペットの老犬フクのエピソードとのこと。老犬というとペットに絡んだ話では見て見ぬふりをすることはできない死別なんかがつい頭に思い浮かんでしまいますが、そういった部分に触れたお話となるのでしょうか。

ダイヤモンドリボンキャッスル

コメント

タイトルとURLをコピーしました