2024年10月より放送開始した、原作・ストーリー・キャラクターデザイン:鳥山 明、監督:八島善孝による、ドラゴンボールDAIMA13話『サプライズ』の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方は注意してください。
第13話「サプライズ」
ワープ様停止
2個めのドラゴンボールを集めた悟空達を警戒し、第1魔界への侵入を拒もうとする大魔王ゴマー。魔界間はワープ様を使ってのみ移動が可能という事で、そもそもワープ様を止めてしまえばもはやくる手段もなくなるとの考えからの行動。
とはいえ、ある意味他所との移動のやり取りを止めるというのは、魔界の全てに影響を与えることでもあり、それを命じられたデゲスは本当にそんなことをしてもいいのか?と疑問を覚え不満をまき散らしながら作業を行っていました。
今回の描写を見ていると、今回のワープ様の停止大魔王の配下にも伝えずに勝手に行っていたようで皆が混乱。このまま不満が高まっていくと、最終的には責任を大魔王に求めるなんてこともありそうですが、その際にはデゲスが勝手にやったことと切り捨てられるなんて展開もあるのかも。
今のところ、デゲスはゴマーに嫌々ながらも従っているという空気が強く、最後までゴマーに付き従うのか?と言われるとかなり怪しい。とはいえ、デゲス単独でそこまでに力があるというわけでもなさそうで、反逆できるわけでもなさそう。そうなってくると、今後どのように動くのかわからないキャラクターという印象が強めですが、流石にこのまま何もないという事もないでしょうし、何かありそうです。
メガスの子供
そんなゴマーたちが警戒する悟空達ですが、前回ラスト不穏に映っていた黒い煙が今回も飛行機の墜落へとつながる。そんな悟空達が墜落した森は、メガの星なる場所で、何やら不思議な光に満ちた森のような場所。
そんな中、その地を知っているらしいネバがこれまでの様子から一転本気でその状況を警戒。何やら巨大な巨人が存在するスケールのでかい星であるとのことが語られる。
最初に登場したのは人よりも巨大なハムスターの群れ。尖った歯が見えた際には、ネズミが出てきたのかと思いきやまさかのハムスター。とはいえ、可愛さはかけらもなく、もはやネズミとの違いは分からず狂暴群れを成して襲ってくるとなかなか質の悪い。
更には、噂のメガスなる巨人まで登場。何やら、学校に通う子どもとのことで、きちんと荷物を持って来ている。更には、以前大暴れしていたクラーケンすら彼らからすれば食用のタコのようなものということで、片手におやつで食べてしまうとまさに桁の違う存在が登場。
子供のメガスやそのペットの犬ですらが、超サイヤ人で相手しても苦戦というより倒すことができるのか疑問に思ってしまうほどの存在。しかし、あれだけ大きな存在が暮らすメガの星はいったいどれほどのものなのかというのも気になってきます。今回相手をした子供も、戦うというよりは何か小さな虫のようなものがいたから棒で構った程度のように見え、コミュニケーションをとることもできずにそのまま逃げることに。
何やら、のんびりした性格で魔王を目指すこともなく、逆にその力故に大魔王に干渉されることもなく独自に暮らしている存在のようでした。
魔界にはこのメガスを超えるサイズを持つギガスなる存在もいるとのこと。どことなくつかみどころのないファンタジーのようなお話でした。
タブー
次回予告では、何やらこれまで未登場のキャラクターらしい口元がちらっと映る。更には、悟空が魔界の大穴に向かって落ちていくシーンが描かれており、悟空が誰かに負けたように思えます。
魔界の大穴と言えば、今回ワープ様が封印されたことで、唯一の通行手段となっているはずですが、このあたりで大穴の封印に絡むお話も展開されるという事なのでしょうか。
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