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古々路ひめるの全秘密 最終回と全体の感想

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2025年2月12日に発売された週刊少年サンデー2024年11号にて、小松翔太による漫画『古々路ひめるの全秘密』の最終回『K.H.N.Z.H』が連載されましたので、最終回と全体の感想記事です。

週刊少年サンデー2025年11号
古々路ひめるの全秘密 最終回「K.H.N.Z.H」が掲載された週刊少年サンデー。

古々路ひめるの全秘密

最終回『K.H.N.Z.H』

ひめるが秘密を抱えていることで世界消滅の危機となるのなら必要に応じて秘密を秘密でなくしていけばよいというシンプルな回答により、少しずつ状況の改善を行っていこうとする最終回。ちょっと、というかかなり駆け足で終わってしまった感じがするのが少し残念。

ただ、ひめるのツグムに対する気持ちに気付くママとそれを嬉しそうにするひめるだったり、最後はひめる自身がまだ隠そうとしたツムグへの気持ちこそが、ある意味彼女の中で一番大きな秘密となっていそうなラスト。途方もない秘密をたくさん持っている彼女ですが、一番隠しておきたいのは少女としては一番大切な、彼に向けた本心だった、みたいな展開がは非常に好みでした。

作品全体の感想

個人的には、前作のギャグ漫画「いとやんごとなき」の路線で楽しみにしていた作品だったので、ひめるの秘密に絡んで、だんだんとバトル漫画的な展開が続いてしまうのがちょっと思っていたのと違う作品だったかなとなってしまう。また、1話での勇者であるという秘密を明かす展開が大きかったので、その後の秘密に関してはちょっとスケールダウンしてしまったような印象もありました。

そういえば、前作とは絵柄もだいぶ変わっていましたが、こちらの絵柄の方が凄く好みで良い感じなので、また作品を書かれるならたとえギャグでもこの方向の絵柄で読みたいですね。

とはいえ、作中細々と挟まれる、どことなくずれたような感じのギャグは毎度クスッとくるものも多く、ことファンタジー世界の住人ながら現代社会になじみきってしまったちびごんに関しては、冷静なツッコミだったり、真面目にやっていそうなのに笑えてしまったりと非常に好みのキャラクターでした。

また、表情や感情を表に出すことの少ないツグムと、表情や感情はコロコロ見せているようで、秘密が多いせいでその内心をあまり深く見せることのないひめる、二人の関係は時折、見せる互いを思う姿勢がぐっとくる時もあり良かったです。特に最終回で、秘密にしたツグムに対する気持ちのあたりは、なかなか良い感じでこの辺がもっとじっくり描かれるところが見たかったなと思うお話でした。

古々路ひめるの全秘密(4)
古々路ひめるの全秘密 最終巻が3月18日に発売、予約は既に開始しているようです。

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又三郎

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