第1クールラストの「やめなさーい」によるビターンの衝撃の展開から、1クール経てついに2023年4月9日より機動戦士ガンダム水星の魔女第二クールがスタートしました。13話「大地からの使者」の感想文となり、内容的にネタバレありなので未試聴の方は注意してください。
時は2週間進み、再び舞台は学園へ戻る。開幕ホルダー『スレッタ』の戦闘から物語は再開、エアリアル改修のための5回分の決闘連戦を一手に担いますが、もはや学園内には敵はいない様子。『エラン・ケレス(5号)』主導で行われる決闘委員会の面子も前回から大きく変わり、『グエル・ジュターク』の抜けた穴は、『フェルシー』ちゃんが大抜擢。あの空間どこか似ている女の子が集まってきてますね。
地球寮のメンバーは、前回のテロにて、心に傷を負うもの、自らの所業に悩むもの、仲間の行動を見てしまい考えるものと、それぞれ大きく感情を揺らされている様子。スレッタも自身が行った人殺しについて悩んでいるようです。あぁしなければミオリネと父を救えなかったのは事実、プロスペラは正しい行いをしたと伝えスレッタも納得はしていますが、果たしてあの出来事は今後スレッタにどのような影響を与えるのか。
転校してくるテロリスト『ソフィ・プロネ』と『ノレア・デュノク』の二人組。スレッタを姉と慕いともにオープンキャンパスを回る『ソフィ』と、学園生活にヘドが出るノレア。この発言に対する『エラン・ケレス(5号)』の同意には、普段ひょうひょうとしている彼の内心を感じさせてきます。
さてソフィから家族と称された人形のうち、キリンは地面に落ちて代わりにハロが入っています。スレッタがハロだとすると下に落ちた人形は誰なのでしょうか。
12話にてニカが信号を送る姿を見たマルタンが問い詰める。マルタンは頑張っていますがこんな姿を転校二人組に見られたそれこそ殺されてしまいそうで怖い…。
そして、ニカは学園へ訪れた二人へ詰問、しかし逆に殺されかけてします。それを救ったスレッタからの提案でソフィVSスレッタとして決闘へ。流石にテロリストとして活動する際に使っていたガンダムは使わないのかな。果たして、ガンダムを暴力装置と呼ぶソフィと、人を救う医療装置としたいスレッタの決闘はどうなるのかといった感じで次回に続く。
Cパートでは、ミオリネの元に訪れる『プロスペラ』、デリング総帥とプロスペラが陰で進めてきた戦争をなくすための計画『クワイエット・ゼロ』。どこか影に引き込まれるようなミオリネ、二期のイメージカットでも一人どこかに落ちるミオリネに手を差し伸べるスレッタたちの姿が描かれているのを考えると、何やらよくないことに巻き込まれつつあるのかもしれません。
OP、EDも一新され1クール目の明るくひたすらに希望を感じるさせるものから、どこか影のあるものに変わり、不気味ともいえる空気を感じさせてきます。今後の展開を示唆しているのか気になるところです。
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