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スレッタとエアリアル・水星の魔女・第18話「空っぽの私たち」感想文

水星の魔女18話空っぽの私たち感想 アニメ
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2023年4月9日より機動戦士ガンダム水星の魔女第二クールがスタートしました。18話「空っぽの私たち」の感想文となり、内容的にネタバレありなので未試聴の方は注意してください。

スレッタ・マーキュリー

前回ラスト、グエルに敗北しエアリアルと花嫁を失ったスレッタ。果たしてどうなってしまうのかと思ってましたが、学園でのスレッタは思いのほか元気。『先生にかっこよく質問する』といった、やりたいことリストを埋めている。相変わらずミオリネのトマト栽培も続けていますが、そこにやってくるのがラウダ達ジェターク寮の面々。もはや、ホルダーではなくなったスレッタに対して厳しい言葉。スレッタをかばうチュチュ、チュチュに対しては、以前の戦い命を救われたことへのお礼。少しずつみんな変わっていってるような気がします。

そんな中でも、やはりどこか無理をしているように見えるスレッタ。それを察してミオリネの元へ連れていこうとするチュチュ先輩と地球寮のみんな。まだ怪我が治っていない。マルタンは置いていくことに。

ガンダムシュヴァルゼッテ

商品情報は以前から登場しており、誰が乗るのか、いつ登場するのかと噂になっていた機体が作中でも登場。以前からやり取りをしていたプロスペラとジェターク社との極秘での共同開発の機体でした。前社長ヴィム・ジェータクの頃より進んでいたプロジェクトの様で、グエルすらも知らなかった機体。未だパイロットは不明ですが、今後どんな役割を果たしていくのか気になるところです。

ガンダムシュヴァルゼッテ
水星の魔女に登場。ジェターク社開発の搭乗者不明のガンダム。果たして今後物語においてどんな役割を果たすのか。

それぞれの動き

総裁選挙は様々な方面に既に手を回しているシャディクが圧倒的に有利。それに対抗しなければならない、ミオリネ・グエルは、地球での反抗活動を収めることで実績にしようと動き始める。そこに使われるのが、ガンダムシュヴァルゼッテとなりそうですが果たしてうまくいくのか。

グラスレー寮にかくまわれすっかりいつもの三人といった感じになった、強化人士5号、ニカ、ノレアの三人。何気ないニカの「前とキャラ違いません?」の質問に対して強化人士の秘密を話してしまう5号。関係ないところでニカはどんどん深みにはまっていっている気がします。

ベイル社所属ベルメリアの元では、エアリアルを拡張する新型ガンビットも設計が進んでいる様子。今後どのような役割を果たすのか、クワイエットゼロにも関係してくるのかもしれません。しかし、ベルメリアは、以前から暗躍してたフェンに捕まる。こちらのサイドからもクワイエットゼロに関して追及が進むのか?

マルタンは、懺悔室にて仲間を売ってしまった後悔を伝えるもセセリアに聞かれてしまう。ひょっとして彼女はここで学園内の生徒たちの秘密を探っているのかも?

スレッタとエアリアル

本社へと就いたスレッタと地球寮の仲間たち。スレッタがやってきたことを聞いたプロスペラ。なぜか、ノーマルスーツを着せられたスレッタはエアリアルの元へ導かれる。

スレッタは、エアリアルと独自の空間にて会話。改めてエアリアルがエリーであること、ビット一人一人にエリーのクローンの意識が宿っていることが語られます。

そして、パーメットスコアが8に達したエアリアルは、既にスレッタを必要とせずエリー一人で充分となった。そのため、スレッタは既にエアリアルからは不要となることを改めて伝えられる。

スレッタのパーメットスコア8へ達するための鍵としての役割は終わり。これまでエリーにより抑えられていたパーメットの逆流を受け、スレッタはエアリアルのコックピットから追い出される。

「あなたの心の穴はあの学園で埋めなさい。」とエアリアルに乗り去っていくプロスペラの言葉。スレッタには届くことはないけれど、スレッタ自身も一人の娘として愛していたのかもしれません。エリー、プロスペラ、二人からもう既にスレッタは自由になっていいという思われている。しかし、だからといって失った穴を学園だけで埋められないのは今回の話でもわかっている。果たして今後スレッタはどう動くのか気になるところです。

次回第19話

前回ミオリネから突き放され、今回はプロスペラとエリーから突き放され。皆、スレッタを思っての行動ではあるのに、毎度泣かされているスレッタ。地球寮の仲間は彼女を支えてくれるでしょう。しかし、彼女自身はきっとまだ何一つ納得できていないと思います。そんなスレッタが何を思ってどう動くのか、これから楽しみです。

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