2023年夏に放送開始した『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』アニメ3話『思い出の香り』の感想です。原作ゲーム未プレイでの感想ですが、ネタバレなどもあるので未試聴の方は注意してください。
3話『思い出の香り』感想
とても便利な錬金術
前回一歩の始まりを踏み出したライザにアンペルから新しい杖がプレゼントされる。きちんとしたものを使えば、何やら錬金術が成功しやすくなるとのことですが、はまっている石なんかに何か力がこもっていたりするのか。
自分たちのような人世代前の悪ガキ三人組だった老人たちの思い出をライザたちが錬金術でかなえてあげるといった感じの話でした。そして、それと同時に同時に錬金術が人の役に立っていることがわかる話でした。薬や香水というのはわかりやすいが、柄の入った布まで作れるというのはなかなかすごい。本当に何でも作れるのだろうか。
今回作ったデルフィローズ香はなかなかハードルが高いものとの話でしたが、師匠のアドバイスありとはいえあっさり完成させるライザはかなり優秀なのかも。
それぞれの師匠
先代悪ガキ三人組の、結婚祝いに送られた花とその香りについて調べるうちに、デルフィローズ香という香水の存在に行き当たり制作に挑む。しかし、アンペルからもらっていた錬金術の本には、一切情報なし。そこで、直に相談に行くと、なかなか難しいものの様子。しかし、なんだかんだ言いながら、希少な素材をくれる、お師匠様すごい甘いですね。
師匠という意味で比べると、リラは放任主義というか、基本手を出さない感じらしい。父親の件もあるためはやく戦士として一人前になりたいだろうレント 。かなり焦っている様子が少しずつ描写されていて、これから先何かありそうな気がします。
悪ガキ四人組
クラウディアもまた、ライザたちに力を貸し仲間と認められる。今回、誰にも見せずに練習していたフルートの件が触れられました。てっきり、もっと後で回収する話なのかと思っていましたがラストにライザに聞かせている。ともあれ、悪ガキ三人組が、悪ガキ四人組となり、次回以降の冒険にも一緒に行くことになるのかなといった感じでした。
ちょっと気になったのは、フルートの練習の件を父親に話せないというあたり。何か理由がありそう。姿のない母親は、フルートに関係してそうな気がします。
感想まとめ
村に住む過去と今の人たちが錬金術で少し交わったといった感じで、ゲームだとサブクエストとかにもありそうなお話でした。いい話でしたが、情報が淡々と出されていくので、あまり先が気にならずちょっと単調かなという感じもしました。レント周りはそのうち爆発しそうな不穏な感じが出てきているので、少し気になる。
次回は、4話『水没坑道』とのことで、何やら冒険の匂いがしますが、島の外以外に冒険に出ることになるのか。
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