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第18話「恋する戦場 愛しのジャッジマンさま♥」感想 ゾイド -ZOIDS- 新世紀/ZERO

ZOIDS第18話恋する戦場-愛しのジャッジマンさま♥感想 アニメ
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ゾイド -ZOIDS- 新世紀/ZERO(スラッシュゼロ)

タカラトミーによるYoutubeチャンネルタカラトミー公式ホビーチャンネルにて、テレビアニメ『-ZOIDS- 新世紀/ZERO(スラッシュゼロ)』の無料配信が開始。毎週火曜に最新話に更新となるため未試聴の方はお急ぎを。最新話のネタバレが含まれますので未試聴の方はご注意ください。

第18話「恋する戦場 愛しのジャッジマンさま♥」

心ここにあらずなベンジャミン

Aクラス昇格戦を賭けた試合に挑んでいるハリー・チャンプでしたが、心ここにあらずなベンジャミンを前に、危ない事態に。最近散々な出番が多かったですが、いつの間にかAクラスへの昇格戦に近づいており、しかもベンジャミンが頼りにならない状況で、なんだかんだ勝っている。初期もライガーゼロにいい勝負をしていましたし、なんだかんだ成長が感じられる気がします。

しかし、その話は今回本題ではなく、メインとなるのはサブタイトルの通りベンジャミン。試合中、眺めいていた彼女?の視線の視線に先にあるのはジャッジ衛星。

ベンジャミンとジャッジマン

時はちょっと進み、場面はチームブリッツの対戦へ。なぜかバトルフィールドにいるベンジャミンをよそ見して、攻撃を受けるビット。そして、ビットを注意するも天丼の如く攻撃を受けてしまうリノンでちょっと笑ってしまう。

試合終了後そのままホバーカーゴに来てるベンジャミン。改めて思うと雇い主と関係なく好きに動き回っており本当に自由なAI。

ビットたちの話も耳に入らぬ様子のベンジャミンは唐突にジャッジマンの映像を投影。そして、何やらよくわからない感じに喜ぶ。

ハリーの命令すら聞かずに、動き回るベンジャミンは、「恋ってつらいわね。」という言葉を呼び水に、誰も聞いていないのに急に語り始め。

荒野に咲く花と側に落ちてきたジャッジ衛星。偶然の出会いが、ビット来ちゃったらしく、ベンジャミンの周波数を刺激する。トロス博士による解説では、AIは個体を識別するために異なる周波数が割り当てられており、それがビビット来た原因とのことですが、要するに恋に落ちてしまった様子。サブタイトルと前回の予告で概ね予想はできていましたが、改めて言われるとなかなか衝撃的な話です。

そんなベンジャミンの様子を見てセバスチャンは、「カスタム性AIの誇りはないのか?」といいますが、この反応こそがある意味カスタムAIの優秀さを表している気もする。ジャッジマンは、あくまで汎用AIなんですね。

かくして、チームチャンプのAクラスへの昇格戦目前にもかかわらず、ベンジャミンの妄想タイムは続き、筋トレするジャッジマン。コーヒーを飲むジャッジマン。小さいダークホーンと戯れるジャッジマン。シャワーを浴びるジャッジマンが次々登場。ジャッジ衛星そんなところなの…?と思っていましたが冷静にそれはないという突っ込みが入って安心しました。

暴走するベンジャミン

挙句の果てに、勝手にホエールキングを動かし始めるベンジャミン。バトル連盟本部にて、居場所を探しに行こうとする。無線の問い合わせは教えられないという答えのみ、だから直に乗り込む。実力行使あるのみ。とのことで、恋は盲目と言いますが、すさまじい暴走っぷり。

本部を守る、ウルトラザウルスの警告を無視してホーエルキングを突っ込せるも。互いに打ち合い流石に撃ち負け撃墜される。このあたりはもう勢いでずっと笑っていました。

ビットの計画により、バトルフィールを回りジャッジマンを探す。ジャンク漁りの仕事とステルス機能を持ったカーゴがここにきて大活躍。しかし、一日中?走り回っても目当てのジャッジマンは見つからない。

バトルは毎日世界中でやっている。ジャッジマンも数えきれないぐらい。限りなく0に近い。とのことですが、改めて思うとすごい世界ですね。

愛しのジャッジマン様

ジャッジマンが見つからないまま、チームチャンプはAクラス戦を迎えることに。その相手は、因縁のチームブリッツ。

しかし、愛ゆえの奇跡か、悲劇かわかりませんが、まさかの愛しのジャッジマン様がまさかのその試合でやってくるという事態に。

それを見て一番に動き出したのはハリーチャンプ。この大事な試合を投げ出してでもベンジャミンを愛しのジャッジマン様に会わせようとする。しかし、ベンジャミンもまたハリーの大事な試合にそんなことはできないとそれを断る。ここは、ここまでベンジャミンの狂気ともいえる愛情っぷりを描いていたからこそ、ここでハリーの試合のために引くというベンジャミンの決断が映える。

なんだかんだお互いを思いあっているこの二人に謎の感動を覚えてしまう。

しかし、そこで終わらせないのが、スラッシュゼロ。これまでのベンジャミンの行動を見て応援していたビットもまた、ベンジャミンに協力。「そういう事なら俺に任せとけ。バトルには事故が付きものさ。」とバトル中の事故を装っての接近作戦が始まる。

残されたセバスチャンは、バラットとリノンを相手どる。しかし、バトルは引き分けという言葉を聞いたリノンの「個人ポイントは別。」という相変わらずの悪魔のような発想に、ぼこぼこにされるセバスチャン。さらには、「そっちいっちゃった。」とジャッジマン周辺での子芝居を繰り広げるハリー・ベンジャミン・ビットの方にまでミサイルを飛ばすリノン。もはや、さすがリノンとしか言いようがない。

かくして、本当の試合中の事故が発生し、巻き込まれ吹き飛ばされるジャッジマン。コックピットから身を投げ出して、ジャッジマンに抱き着くベンジャミン。

「ジャッジマン様好き。」の言葉に、「君は確か前に一度。君の固有周波数はよーく覚えているよ。」とジャッジマンも最高の解答。これまでも結構人間的な面がちらちら出ていたジャッジマンでしたが、ここでもなかなかいいキャラを見せてくれました。

全体的にすさまじい勢いのコメディテイストのお話でやりたい放題のAIを描きながらも、AIと人間の絆を並行して描き、最後はハッピーエンドとある意味とんでもないシナリオでしたが、ついつい見入ってしまう勢いと面白さのあるお話でした。

次回第19話 第三の換装

やりたい放題した今回から次回はまたシリアス目なお話に戻る様子。

ライガーゼロの新装備パンツァーユニット登場。バックドラフトをやめたエレファンダー、ストラとの戦い。チームブリッツと因縁深いエレファンダーとの戦いとなるようです。

これまでの戦いでもかなり苦戦というか、エレファンダー優位なイメージがありましたが、次回新CAS:パンツァーの登場がどのように作用するのか。

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