2023年7月8日に放送開始した円谷プロダクション、監督田口清隆による製作の2023年の新ウルトラマン『ウルトラマンブレーザー』。第14話『月下の記憶』の感想文です。
最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。
14話『月下の記憶』感想
デルタンダル
今回登場デルタンダル。何やら戦闘機のような形状をしてマッハ9で飛び回るという恐ろしい怪獣。
司令部的にはV99との関連、サードウェーブなのではないか?と疑っている様子でしたが、瓦礫の撤去作業中に脱皮した皮まで見つかるという地球生まれ、地球育ちの怪獣とのことでV99との関連はなさそうな感じでした。
出現ポイントには必ず積乱雲が発生しており、積乱雲を巣というよりも隠れ蓑にしているようで、アースガロンでは相手をするのが非常に難しそうな怪獣でした。
最終的には、アースガロンのテイルVLSを一撃もらい、速度が低下ブレーザーのメダル技2連続を受けて倒されることになりました。
しかし、本当にあの戦闘機のような独特の形状は異様な姿でしたが、あれも自然の産物というのだから恐ろしいものです。
しかし、アンリ隊員は格闘重視のパイロットといった話が前回ちらりと上がりましたが、今回隊内でも射撃に関してはかなり残念という共通認識がありそうなのが明らかになったあたりでちょっと笑ってしまいました。
V99
今回のメインのお話は、エミ隊員によるV99なる存在の調査。前回話の主として登場したV99ですが、今回の話の中でやはりゲント隊長がブレーザーと出会った事故とも関連があることが判明。
あの事故が発生した、第66実験施設の管理者、土橋祐なる人物の名前もあがり、何やこの人物をめぐってしばらく話が展開するのかなと思いきや、いきなり本人まで登場するハイペース。
エミがV99についてファースト・ウェーブ、セカンド・ウェーブとの関係を問い詰めた際には、「いい線言っている。すごいすごい。」と何やら余裕のある表情を見せていました。これは、エミの調査がまだ確信にまでは届いていないが故か、はたまた、本人の言っていた通り土橋はあの事故の詳細については分かっていいからなのか。
しかし、エミの父親の話をした際には、君と同じで優秀だが反抗的と、何やら意味深な言葉を残すあたり何やら隠している様子もあります。
今回のV99関連の話は、もしかしたら、あの場でなぜゲント隊長がウルトラマンブレーザーと遭遇したのか?という点について何か関係があるのかもしれません。
エミ
今回の話は、V99の調査に当たる、エミ自身についても、かなり深堀される話となりました。特に驚いたのは、ハルノ参謀長とエミの関係。今回妙にエミに関連して、妨害するというよりも心配しているよな動きをしているようにも見えていましたが、どうやら昔からの顔なじみだった様子。
エミからの呼称は、おじさんでしたが、実際に叔父というわけではなく、父親との関連で昔から顔を知っていたためおじさんと呼んでいたという方がありそうな気もします。
さらに、エミの父親もゲント隊長の研究所での主任研究員を務めていたことまで明らかとなり、思った以上にエミが話の根幹にかかわってきそうな気配が出てきました。
ゲント隊長からは、もっとV99の件について調べろとお墨付きをもらいこれからも話が大きく動く会で出番がありそうです。
15話『朝と夜の間に』
二次元怪獣、ガヴァドン登場。子供たちの無邪気な感情が生み出した怪獣とのことで、以前の親子怪獣の時のようにまたブレーザーが思いがけない動きを見せるなんてこともあるのかもしれません。
ウルトラマンブレーザー
世界的な怪獣災害の発生を受けて、世界各国が地球内外の怪獣や地球外生命体に対処すべく1966年に地球防衛隊『GGF(Global Gardian Force)』を設立。
ある夜出現した宇宙怪獣『バサンガ』の出現に対し、ヒルマ・ゲント率いる特殊部隊は、絶体絶命の危機に陥る。その時現れた未確認大型宇宙人『ウルトラマン』と出会う。ウルトラマンブレーザーとなったゲント隊長は新設組織『SKaRD(スカード)』に配属された個性豊かな隊員たちと共に、新たな戦いの日々へと向かうことになる。
見逃し・配信情報
Youtube『ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.』にて見逃し配信が行われているようなので、気になる部分は見返すことも可能。
さらに、AmazonPrimeVideoでも過去のエピソードを配信中。
TwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段動画配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。
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