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るろうに剣心 2023年新アニメ 16話『理想の男』感想

るろうに剣心-新アニメ-16話『理想の男』感想 アニメ
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2023年夏に放送開始した『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』アニメ 16話『理想の男』の感想文です。

原作既読なので作品全体に関するネタバレもある感想。原作未読のままアニメで初めて触れる方は注意してください。

るろうに剣心 明治剣客浪漫譚

和月伸宏により、週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画作品。過去にも一度アニメ化されていますが、今回再アニメ化となるようです。

幕末、人斬り抜刀斎として数多の命を奪った剣客、緋村剣心。明治維新後、彼は人を殺さぬ刀『逆刃刀』をもち、『不殺』の誓いを胸に流浪人としてさまよう。神谷薫や仲間たちとの出会い、過去の因縁に触れる中で、己が過去へと向き合い新たな時代での生き方を考えていくことになる。

ちなみに、現在ジャンプSQにて、本編の直接の続編にあたる『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』を連載中。瀬田 宗次郎や、新月村の少年、石動雷十太の弟子であった弥彦のライバルの由太郎など、原作に登場した様々なキャラクターも再登場している作品です。

16話『理想の男』

由太郎と弥彦

売り言葉に買い言葉で返しているうちに、なんだかんだ真夜中に神谷道場にやってくる由太郎、わちゃわちゃしているうちに弥彦と勝負となる。しかし、竹刀の持ち方も知ず、そもそも剣術をやったことがないというのをあっさり見抜かれてしまう。かくして、始まる由太郎の道場での修行。

なんだかんだ、口喧嘩はするけれども、仲良くなっている由太郎と弥彦の関係。剣心に関しては、家では家事手伝いしかしてないという話だけでは互いに一致したり、赤べこでも、燕ちゃんに友達として認識されていたりと、このいがみ合ってるけど仲良しというほほえましいライバルのような関係は割と丁寧に描かれていてよかったです。

そして、そんな道場での修行の中、由太郎の剣術の才能の片鱗が見えてくる。剣心すら認めるその才能、実際に竹刀を振るう中で、

遊びだから面白いと言っていた由太郎が、道場での修行を経て、教わった剣術、そして、剣心や神谷道場の面々を認めるという流れが描かれる。ここがしっかり描かれるからこそ、それでも雷十太の元で学びたいという覚悟が伝わるのが、由太郎というキャラクターをしっかり描いていてよかったと思います。

雷十太と由太郎

しかし、そんな由太郎が理想都市、教えを請っていた雷十太の本性が明かされるのも今回のお話。

途中、由太郎に神谷道場での修行を認めるあたりなんかは、ちょっと風格を出している感じで実はいい師匠なんじゃないか?とも思わせる流れでした。

しかし、雷十太と剣心の戦いは、雷十太の闇討ちから始まる。砂かけによる目つぶし、そして、由太郎が憧れた強盗退治の件すらも狂言強盗、つまり自作自演だったと明かされる。挙句の果てには、由太郎に二度と刀が持てなくなる怪我させる。そして、それを切っ掛けに剣心は怒り、本気で戦う姿を見せる。

このあたりは、由太郎の修行パートで、由太郎自身ちょっとひねくれているようでその根のまっすぐさ、その剣術の才能の片鱗を描いていたからこそ、剣心が怒る理由もはっきりとわかり丁寧な話運びに感じました。

第17話 『決着』

次回、タイトルの通り『雷十太編』は決着となりそうです。これまでの、話の運び方から考えると前半パートで決着がつき、後半パートで斎藤の襲来、京都編始まりそうな気がします。

AmazonPrimeで最速配信

2023年版『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』の新アニメについては、PrimeVideoにてネット最速の配信がされ、テレビ放送の翌日金曜正午に更新されるようです。

見返したい方、見逃した方などはAmazonPrimeにて見てみるとよいかもしれません。

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