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ウマ娘プリティダービーSeason3 8話『ずっとあったもの』感想

ウマ娘プリティーダービー3期8話『ずっとあったもの』感想 アニメ
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2023年秋に放送開始したアニメ『ウマ娘プリティダービー』のSeason3の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

ウマ娘プリティダービーSeason3

8話『ずっとあったもの』

先週の有マ記念にて、ダイヤちゃんに負けたキタサン。前回ラストちらっと見せていた苦悶の表情が、今回のお話の縦軸となっていました。

冒頭いきなり、泣いてしまっているキタサン。それを見かけたネイチャ先生とのお話。とはいえ、G10勝のネイチャ先生は、相変わらずちょっと引け目を感じていましたが、それでも声を掛けられると励まさずにはいられない。

しかし、今回のキタサンの悩みは、だいぶ根深いもの。有マのレースの際に見せた、サトノダイヤモンドの気持ちの違い。口に言うのは抑えましたが、ちらっと出かけた「怖かった」というのは、確かにその時感じた気持だったのかなという気がします。周りから見たレースでは、確かに接戦。実際にもう一度走ったら、勝負は変わっていたかもしれないぐらいの差。だけど、単にレースの結果だけでは測りきれない気持ちの違いを感じ、悩んでいる様子でした。

初詣をダイヤちゃんと一緒に行くキタサン。ダイヤちゃんからすれば、接戦をしたキタサンの実力は認めている。外線賞を目指し、一緒に走りたいと誘ってさえくれている。しかし、気持ちの奥の部分で自分がまけていると感じているキタサンは、どうしてもそこに距離を感じてしまうというのが、本人のどうしようもない葛藤を感じさせました。

デュラメンテ

そんな、サトノダイヤモンド勝負に対する明確な目標を持つ雰囲気は、かつて戦ったドゥラメンテとの近さを感じ、今は、ケガの治療のためリハビリに励む、ドゥラメンテへと話を聞きに行くキタサン。

ここで気づくのは、ドゥラメンテとサトノダイヤモンドが、自分たちが走る先に追わなければいけない目標をはっきりと持っていること。そして、キタサン自身には、今それが消えてしまっているという事でした。

かつてはもっていたテイオーさんのようになりたいという目標。しかし、ドゥラメンテへの敗北で、それが叶えられないってわかってしまった。夢は諦めて、それでも自分らしく走れればいいと、再び鍛えて勝ってきた。このあたりの独白は、ここまでの話を再び思い出せる内容でした。

なんだかんだここまでしっかり勝つときは勝ってきたキタサンの内心がしっかり伝わってくると同時に、キタサン自身自分の目的が消えて、それでもただ頑張っていたという部分が強調される話だったと思います。

新たな目標

自身の走る目的に、悩むキタサンが声をかけるのはやはり自身の目標であったトーカイテイオー。彼女もまた、無敗の三巻ウマ娘という夢を破れ、一時走る目標を見失っていました。そういった、かつてのテイオーの話と再び走ろうと思った理由を聞かされる中で、自分の走る目的についても少し気づき始めるキタサン。

そして、キタサンの気持ちに再び火をつける、商店街の町の人々。これまで、荷物運びやらなにやら色々と商店街の人々と接してきていましたが、それがこの回で生かされることになりました。

自身の敗北でがっかりさせただろうなと心配していたキタサンでしたが、そんなことには関係なく、頑張っている姿を応援してくれる街の人々。有マでは負けてしまったけど、それでもがんばった記念としてセールを開き、最初はニンジン、そこからトマト、タイに、パンに果てはそれを運ぶためのかごまでキタサンにプレゼント。頑張っている自分の姿を喜んで応援してくれるている人たち。

他の誰かからの声掛けで頑張るというのも大事ですが、小さいころから持っていた『ずっとあったもの』である誰かを喜ばせたいという自分自身の素直な気持ちが、新たな原動力となったというのはよい展開だなと思いました。

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