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アニメ 葬送のフリーレン 12話『本物の勇者』 感想

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2023年秋に放送開始した『葬送のフリーレン』アニメ。1~4話は金曜ロードショーにて放送、その後通常放送が開始しました。こちらの記事は12話『本物の勇者』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

12話『本物の勇者』

勇者の剣

前回に続き再びの雪道、眠りかけるフリーレン。冬山登山はすごく大変そうです。フリーレンを抱えようとフェルンに提案するシュタルク。しかし、背中には斧があるシュタルクは必然的に両手でフリーレンを抱きかかえる形になるしかない。そこを見てちょっと抵抗感を示すフェルンはちょっとかわいかったです。

ともあれ、フリーレンは何とか目を覚まし、目的地の村につく。先々代の村長とフリーレンの魔物退治の約束を果たしに来たようです。半世紀たったらまた来るという話だったそうですが、実際は80年経過後。問題ないからそうしたとはいえ、やはり時間感覚の違いを感じさせます。

その村は、勇者の剣の伝説のある村。選ばれたものしか抜くことができない剣があるとされ、かつてヒンメルが訪れ抜いていったとの伝説のある村。魔物退治の約束のため村の外れに向かうと、何やら魔物が大量にいる。上からの斧の一撃で、それを吹き飛ばすシュタルクはやはり強いですね。

しかし、そんなシュタルクが見つけたのは、伝説の剣。ヒンメルが抜いたはずのその剣が未だ残っていることにご門を持つシュタルクでしたが、ヒンメルは抜くことができなかったという事が語られる。

それでもなお、魔王を倒そうと進んだヒンメルの過去の話。剣に選ばれたものが勇者になるというのは、よくある話ですけが、その伝説だけがすべてではないというのを示すお話なのは面白かったです。ヒンメルは結局、ハイターに偽物と呼ばれたレプリカの剣で、魔王を打ち倒す。何かに選ばれたものが勇者になるのではなく、何かをなした人が勇者となるというのは、ヒンメルらしい感じがあるお話でした。

ただ、もしかするとこの勇者を必要とする大いなる災厄というのは、魔王の事を指していたわけではないという可能性もあるのかも。この世界に、もっと大きな災厄が訪れる時、この剣が本当に力を発揮するなんてこともあるのかもしれません。

シュタルクの誕生日

今回は、久しぶりに二つのお話で構成されている回でした。後半にあったのは、シュタルクの誕生日の話。

突然、フリーレンにシュタルクの誕生日であることを知らされたフェルンが、シュタルクの過去に触れるといった感じの話でした。

シュタルクの過去パート、村の中で戦士としての才能を認められず、おざなりに扱われていたシュタルクをただ一人兄である、シュトルツだけはしっかりと見ていてくれた。

兄は、戦いの中ではローブに泥一つつけない優秀な戦士でしたが、そのローブがドロドロになることを気にもかけず、シュタルクの訓練に付き合う様子は、弟を大事に思っているさまがわかりよかったです。

さらには、フリーレン手作りの戦士の誕生日を祝う巨大なハンバーグも登場。これもまた、師匠や兄が作ってくれたもの。当たり前のようなことの中でも、誰かが自分を思いやってくれているという、優しさが感じられるお話でした。

しかし、相変わらずフェルンは、シュタルクに対してあたりが強い。それでも、誕生日と聞くと即座に準備をしたり、フェルンなりにとてもシュタルクの事を気にかけているのは分かり、良い関係だなと思いました。

とはいえ、服の溶ける薬の件やら、前半のフリーレンを抱きかかえる話やら、シュタルクからするとわけもわからずエッチと言われるのはちょっとかわいそうながらも、笑えてしまうお話でもありました。

次回第13話 同族嫌悪

次回、同族嫌悪とのことですが、果たして誰が誰に対して嫌悪を浮かべるのか気になるところです。年上のお姉さんが好きなんだぜ、とか、酒は百薬の長といった聞いたワードが見えるに、ヒンメルたちの過去とのかかわりもあるのかも。

北側諸国での旅の過程、山越えの後なのか、山越えの過程なのかは不明ですが、どこかの町へたどり着く様子。勇者というサブタイトルから推察するにヒンメルに関連するお話でしょうか。

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