SILENT HILL: Ascension(サイレントヒル アセンション)
サイレントヒルの世界観によるCGドラマ。視聴者による選択が物語が変化するインタラクティブドラマとなっている作品。自分のアバターを作中に登場させることも可能。スマートフォン、PCで無料で視聴が可能。
選択肢への投票によりキャラクターのパラメーターやシナリオが変化し、QTEによるミニゲームによってキャラクターの生き死にまで決まってくる視聴者が物語に干渉して物語を作っていく作品となるようです。
WEEK5 DAY2 葬儀の感想となります。ネタバレを含みますので注意してください。
WEEK5 DAY2 葬儀
イングリッドの葬儀がいよいよ行われる。場所は農場の一角の様ですが、参列者はごくわずか。やはり、イングリッドは嫌われていたようです。
母の死をもって救われたというアストリッド。そんな彼女の口から出てくるのは、母と共に過ごした日々への不満。このあたりは投票の結果ですね。
そんな中、最期にイングリッドに会いたいというオーソン。しかし、をお客さんも来ているとしかりつけるカール。だが、アストリッドが気づいたとき、カールとオーソンはいなくなってしまっていた。
後始末
災厄の原因であるとするトビーは消えた。しかし、クリスタは、まだ儀式を終えることはできておらず、まだ危機は去っていないんじゃいかと不安を口に出す。レイチェルもまたそれに同意し、まだ災厄は過ぎていないとする。
エグゼビアは次の試練に備えるよう皆に休むように言うが、そんな中、フェイスがどこかへ消えてしまう。
娘が消え、動揺するレイチェル。外に出ると再び化け物がいる霧が出ていた。
ちょうどアストリッドの息子も霧の中に消えたタイミングで、レイチェルの娘も霧の中に消えるというのは、何やら意味深。子供同士が遭遇するなんてこともあるのでしょうか。
行方不明
オーソンは消えてしまいましたが、カールは普通にいたようで、カールと共にオーソンを探すアストリッド。葬儀の間、見ているように任せたカールが、オーソンを見失ったことに対して怒るアストリッド。しかし、これに関しては霧の件があるから仕方ないのかもしれませんが、カールが悪いとしか言いようがない気がする。
そこに聞こえる不気味な笑い声。オーソンなの！？と呼びかけるアストリッド。この声でオーソンはないよなと思ってみていましたが、そこにやってきたのは死んだはずの母イングリッド。
イングリッドは、「あたしと一緒にの方が幸せになれる。息子を忘れて私と共に来い」と言う。そんなイングリッドにオーソンの行方を尋ねるも、イングリッドは笑いながら霧の中へ消えていく。
今日の投票
レイチェルはフェイスの失踪についてエリックに何と伝えるか？
- 教団に裏切られた
- 見失った
- 信仰心に頼りましょう
教団に裏切られたというのが、どういうニュアンスなのかはわかりませんが、あの流れからこれはちょっといちゃもんじゃないかなという気もします。しかし、投票はここに集まっている様子。しかし、流石にここで信仰心に頼りましょうを選ぶとろくなことにならない気がする。個人的には素直に見失ったというしかない気がします。
アストリッドはイングリッドの出現にどう対応するか？
- 助けを呼ぶ
- 彼女のあとを追う
霧の中に出現した死んだはずの母を追うかどうかの選択肢。ここで追った方が何かをつかめる気もしますが、追ってもろくなことにならない感じもあり。これどっちを選んでも結局追いつけずに終わるんじゃないかという気もします。
今日の感想
先日の切除の儀式をしましたが、災厄は終わりとはならず、まだ続くようです。教団的には納得してたようですが、個人的にはよくわからない根拠で殺されてしまったトビーが可愛そう。
アストリッドは葬儀で母を呪う言葉を言ってしまいましたが、何となくこれが霧の幻覚として帰ってきている気がします。以前の、トビーが見ていたジョイの幻覚を考えると、本物のジョイというよりもトビーの中のジョイが、自身の後悔の形として声をかけてきたように見えていましたが、霧の幻覚自体が自分の中にある相手を反映した言葉を返してきているのではないでしょうか。それを思うと、アストリッドは自分の中のイングリッドを幻覚としてみているのかも。このアストリッドの幻覚の描写は、以前のトビーが幻覚を見ている様子と重なっている気もしますし、もしかするとアストリッドもまた災厄の原因となりつつあるのかもしれません。
そういえば、結局イングリッドの死因のモルヒネの件はどうなるんでしょうね。
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