こちらの記事は、新アニポケ33話の感想記事なため最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
第33話「咆哮の黒いレックウザ」感想
今回は、前回突如現れた黒いレックウザとの遭遇回。
黒いレックウザから、ライジングボルテッカーズの方に向ける視線自体は、これまでの六英雄のような敵意のこもったものという感じは受けず、何やら興味をもって接近しているように見えました。
しかし、その間に入ってくるアメジオ。レックウザに対して、アーマーガーとソウブレイズ二体で立ち向かう。遠距離攻撃は咆哮でかき消され、近づきむねんのつるぎを入れるも、ほぼノーダメージで、逃げ帰ることしかできない。
そもそもレックウザがめちゃくちゃ大きいという事もありますが、おばあちゃん曰く、ルシアスの手持ちの中で最強のポケモンと語られた、レックウザの強さを感じさせる話でした。
黒いレックウザに対する想い
アメジオが、黒いレックウザに対して、執着しているように、ライジングボルテッカーズの面々も、それぞれレックウザと遭遇して、思う事は違った様子。
キラキラと目を輝かせているおばあちゃんに、純粋に怖がるマードック、そして、今回いつもと特に雰囲気の違いが感じられたのはロイ。
やはり、ここまでの旅の目標である黒いレックウザが唐突に表れたこともあり、テンションが高まりすぎている。普段はどちらかというと元気ではあっても、聞き分けはよいいい子というイメージが強い子なのですが、こと今回においては、フリードの制止も聞かずに、レックウザとのバトルを望む。
それに応じるかのようなタイミングで放たれたレックウザのりゅうせいぐんの一撃を前になすすべもないといった感じでした。
これまで追い求めてきた黒いレックウザ。初めての対面での遭遇で、ロイのいつもと違う面が見られた気がするお話でした。
テラパゴス
先日、ポケモンSVのDLCが配信され、話題になっていたテラパゴス。アニメでのテラパゴスも、本来の力の一端を見せてきました。
黒いレックウザの攻撃から、リコとロイを守るために、その力を発揮、レックウザのりゅうせいぐんを止めるほどの力を見せるも、そこで力尽きてしまう。
体も大きくなっており、一時的に力を発揮したといった感じでしたが、ゲームなどで登場するテラパゴスとはちょっと違う姿だったような気もします。6英雄のポケモン全てを集めきった時こそが、本当の力を発揮するときとなりそうです。
残る六英雄は、エンテイとバサギリ。ここからの冒険は、改めてこの2匹を目指すことになりそうです。
おばあちゃんとの別れ
黒いレックウザとの初遭遇も切り抜けたライジングボルテッカーズ。
しかし、ここまでの旅の中黒いレックウザや、白い霧のラプラスを見つける中で、おばあちゃん自身も、冒険者としての気持ちを改めて思いなおし、かつての夢を思い出し動き出す。しかし、その前に、エクスプローラーズの調査に自ら乗り出し、ライジングボルテッカーズからの離脱となるようです。。
なんだかんだ、登場からそれなりの期間一緒にいて、かなり馴染んでいた上に、ウィンディが非常に頼りになっていたので、いなくなるのはちょっと寂しい気もします。
最後は、リコとロイに稽古をつける意味もあっただろう、二人とのバトル。一切容赦のないウィンディの攻撃、に対してそれぞれここまでの成長の成果を見せるリコとロイ、ニャオハとホゲータ。
しんそくをかわしたり、にほんばれの中でのかえんしょしゃの互角の打ち合い、その果てにニャオハのひっかくがウィンディにヒット。
格上相手でもやりようはあるというおばあちゃん最後の教えといった感じでした。これがこのまま黒いレックウザに通じると言わけではないでしょうが、いつか、この考えが役に立つときが来るかもしれません。
それぞれの旅立ち
次回、おばあちゃん送別会のパーティーの準備、とのことで、ダイアナ離脱も次回となりそうです。今回黒いレックウザに負けたアメジオの特訓パートも入るようで、サブタイトルの『それぞれの』、にはダイアナとリコロイ、そしてアメジオも含まれていそうな感じがします。
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