2023年7月8日に放送開始した円谷プロダクション、監督田口清隆による製作の2023年の新ウルトラマン『ウルトラマンブレーザー』。第24話『第三波接近襲来』の感想文です。
最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。
24話『第三波接近襲来』感想
ヴァラロン
前回ラストにてタガヌラーの迎撃により月に落ちた、サードウェイブ怪獣ヴァラロン。予告などでは宇宙爆弾怪獣などと称されていましたが、まさにその通りといった感じの性能。
本来は地球に落ちるはずだったのが月に落とされてどうするのかと思いきや、月に自前の爆弾を設置、爆破、軌道を変えて直で地球に向かおうとするとんでもなさ。
自らの尻尾の表面にこぶのように生えた爆弾を並べて爆破、穴を掘っては爆破と、なかなかとんでもない感じ。
アースガロンmod4や、ブレーザーとの戦闘でもその尻尾の爆弾をうまく活用。しっぽ振り回し攻撃をうかつにつかむと、そのまま爆弾が相手の手の中に納まり、起爆という悪質なコンボを狙ってくる怪獣でした。
今回満身創痍のブレーザー、頑張って月の軌道を戻しましたが、何やらヴァラロンにエネルギーを吸われてしまった様子。これは、ヴァラロンとブレーザーに何らかの関係があるからなのか、単にヴァラロンがそういう習性を持っているからなのかは謎。もしかしたら、次回触れられるのかもしれません。
V99の謎
エミの父が遺した資料については、土橋の手により焼き捨てられてしまう。それでもあきらめないエミは、アーくんに相談。ネットで本部と繋がっているからなのか、アークン自体は何かを知っている様子。仲間であるという事をアピールすることで、SDカードの形式で資料を渡してくれるアークン。以前からかなり万能なAIでしたが、本当に何でもできるアークン。
地上に残ったエミは、その資料の解析を続ける。その中で、なんとかパスワードを当てたエミ、の元に黒服の男たちが迫る。おそらく、土橋による手が回っていたという事なのでしょう。
今回、気になったのは、参謀長官の元に訪れていた人物。その後、古い手帳のようなものを参謀長間が読んでいましたが、これが最後のカギとなるのでしょうか。
果たして、土橋はV99の件をなぜここまでひた隠しにしようとするのか。次回、最終回で明かされることになりそうです。
ウルトラマンブレーザー
前回から既に体がボロボロで限界だったことになったブレーザーとゲント隊長。今回アースガロンmod4で対抗するも、ヴァラロンには歯が立たず。
宇宙空間、いつもと違いそこで機能停止してしまえばもうどうしようもないという状況の中、ブレーザーを説得しヴァラロンとの戦いに赴く。
しかし、ヴァラロンと戦おうとした時点ですでにカラータイマーが点灯。もはや変身することすらギリギリといった様子。そんな状態で戦闘するも、ヴァラロンの強力な尻尾爆弾の爆発により月起動が変化。
ギリギリアースガロンを宇宙に退避させたブレーザーは、そのまま軌道の修正のために月を押し返す。何とか軌道は戻せたものの、ヴァラロンの更なる攻撃を受け、最後の力でゲント隊長をアースガロンに戻し、倒れるブレーザー。
ヴァラロンは、破片に乗り地球に向かい、残されたのは宇宙を漂うブレーザー。
最終回:地球を抱く者たち
まだまだ謎が大きく残ったまま次回いよいよ最終回。もはやブレーザーも倒れた中、果たしてどうやってヴァラロンに立ち向かうのか。V99や土橋元長官絡みの謎も明かされることになりそうです。
ウルトラマンブレーザー
世界的な怪獣災害の発生を受けて、世界各国が地球内外の怪獣や地球外生命体に対処すべく1966年に地球防衛隊『GGF(Global Gardian Force)』を設立。
ある夜出現した宇宙怪獣『バサンガ』の出現に対し、ヒルマ・ゲント率いる特殊部隊は、絶体絶命の危機に陥る。その時現れた未確認大型宇宙人『ウルトラマン』と出会う。ウルトラマンブレーザーとなったゲント隊長は新設組織『SKaRD(スカード)』に配属された個性豊かな隊員たちと共に、新たな戦いの日々へと向かうことになる。
見逃し・配信情報
Youtube『ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.』にて見逃し配信が行われているようなので、気になる部分は見返すことも可能。
さらに、AmazonPrimeVideoでも過去のエピソードを配信中。
TwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段動画配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。
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