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ウルトラマンブレーザー 最終回 25話『地球を抱くものたち』感想・考察

ウルトラマンブレーザー25話『地球を抱くものたち』感想 エンタメ
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2023年7月8日に放送開始した円谷プロダクション、監督田口清隆による製作の2023年の新ウルトラマン『ウルトラマンブレーザー』。最終話にして、第25話『地球を抱くものたち』の感想文です。

最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。

25話『地球を抱くものたち』感想

復活のブレーザー

前回、ゲント隊長を失う。月から地球に飛んできてたヴァラロンとは別に、宇宙での爆発の衝撃の勢いか、そのまま地球に落ちてきたブレーザー。

本編ではずっと俺が行く、といい続けてきていた隊長に対して、ブレーザーからもカタコトながらもオレガイクとの言葉を聞いての再出撃。ゲント隊長、自分の命が危ないという状況でもあったので、隊長としての権限を全て副隊長に任せての出撃となりました。

かくして、ウルトラマンブレーザーとして、再び地球でヴァラロンと戦うことに。

フォースウェーブ

そんなヴァラロンが地球で暴れる中、さらなる宇宙人の船団が宇宙から襲来。15基ほどの巨大物体が突如襲来とのことで、泣きっ面にハチといった肝心状態。

アースガロンに迎撃を命じる土橋でしたが、全権を託されたテルアキは、その命令を無視。ひとまず、地上で暴れているヴァラロンの排除に集中。

土橋は、アメリカにフォースウェーブとだけ言えばいいと伝える。それを聞いたアメリカ、そして、各国防衛隊がミサイル攻撃を狙う。

V99の真実

エミを助けに来る。お父さんの日記。青部タツキが遺してくれた真実。土橋が撃ち落した宇宙船には、武装が積んでいなかった。本来は無抵抗、なんなら友好的だったかもしれない宇宙人を殺してしまい、それがファーストウェーブから続く戦いの原因になってしまっていた。土橋の隠したいことだったようです。

エミの言う通り、宇宙から飛来した謎の物体を撃墜して対処したこと自体は間違いであったとは言い切れず、友好的な宇宙人だったというのも結果論ではあるので、それ自体は責められるものではないと思う。どちらかというと、その事実が露見することを恐れたため、あらゆる事実を隠そうとしていたといった感じのようです。

何なら土橋が放っておいても地球の怪獣たちが勝手に迎撃していたなんて可能性もあったかもしれません。

解決の糸口

アースガロンや、ブレーザーが地球に来たらしいワームホールについては、その宇宙船の技術を由来にして作ったもの。ワームホールについては、以前からそんな感じはありましたが、今回アースガロンについても、それ由来だったことが判明。純粋に地球由来だけの力だったわけではない様子。

しかし、アースガロンが異星人と同じ技術を持っているなら、V99とも意思の疎通が可能なのでは?というエミの判断により、アースガロンがV99と交信。

すべてが理解できるわけではないですが、相手側の言葉を断片的に理解はできたアースガロン。最終的に、大量の恐怖で埋め尽くされており、同胞を攻撃してきた地球を恐れて、ウェーブ怪獣を送っていたことが推察される。

それに対して、未来という言葉を贈ることで、向こうも戦う意思はないという事を理解してくれたのか去ってくれました。

しかし、V99の宇宙人、帰るには帰ってくれたものの、地表に落としていったヴァラロンについては完全に放置。結局ブレーザーとアースガロンでそのまま排除することに。

ヴァラロンを前に武装を解除して交渉に当たったブレーザーとアースガロンでしたが、結局ヴァラロン自体は和解できるようなものではなかったようです。

ヴァラロンとの最後の戦い

地球に残され、なんなら付きでの戦いより強化された爆弾を使い地球を吹っ飛ばそうとするヴァラロンとの最後の戦い。爆弾に関しては、地球怪獣が爆弾を食ってくれたことで対処。

ブレーザーは、体調が息子からもらっていた腕輪から発せられた力により、新たな光線でヴァラロンを撃破。ある意味、ゲント隊長の家族の絆によって撃破というような感じでした。

無事ヴァラロンを撃破したものの、アースガロン、グルグル目となり機能停止。

何やら相当無理をしていたはずの隊長も、戦い終わってみると何やらピンピンしている様子で、前回から今回冒頭の隊長の体が限界という唐突な話はラスト前にとってつけたようなものだったようです。しかし、もしかしたら、今回の腕輪の発光のように外部の想いの力が加わったことで負担が軽減で来ていたなんてことはあるのかもしれません。

V99はどこに向かうつもりなのだろう。という疑問に対し、ワームホールの繋がる先に、彼らの目指す新天地があるのなら、ずっとずーっと遠い銀河のブレーザーと、わかるようなわからないことを言って完結となりました。

25話『地球を抱くものたち』感想

V99関連の話はきっちりと解決されて終了。話の通り、コミュニケーションが取れれば何とかなったというようなお話。ラスト2話のは結構唐突感がある部分もあったので、ゲント隊長がブレーザーになることで体に負荷がかかっているあたりや、アースガロン自体がV99関連の技術の産物であること、なんかについては、もう少し途中でも明かしながら進めていてもやっていてもよかったのではないかと思う。

V99が「未来」という単語で地球人の意図を理解してくれたというのは、ロマンはある話。しかし、V99側からすると、事故で殺されておいて、その一言で単に理解して帰ってしまうというのは、果たして本当にそれがコミュニケーションなのか?という気もしないでもない。

ブレーザーについては、結局最後まで謎のままとなりました。隊長の解釈で言うならもしかしたらV99達が目指していた新天地を求める旅の目的地に生きる生物だったなんて可能性もあるのかもしれませんが一切不明。もしかしたら、本当に偶然ワームホールでつながった先の存在が助けてくれていただけなのかも。

ウルトラマンが何者なのか、というのは本編でもさほど重要な話ではないので、謎のままというのはこれはこれでよいと思う。劇場版で何か触れられるという可能性もあるのかもですが、今わかっている限りでは特にブレーザーに関係ありというわけではなさそうなので、本当に謎のウルトラマンという扱いになるのかもしれません。

V99関連の話は、きちんとまとめはしましたが、ちょっと終盤に話を一気にまとめすぎかなという感じがする最終回でした。地球防衛隊とSKaRDとの隔たりについても、無茶な命令は現場が無視するという解決しかなかったのは仕方ないのかもしれませんが、コミュニケーションを題材にした作品としてはちょっと残念な気もしました。

ウルトラマンブレーザー

世界的な怪獣災害の発生を受けて、世界各国が地球内外の怪獣や地球外生命体に対処すべく1966年に地球防衛隊『GGF(Global Gardian Force)』を設立。

ある夜出現した宇宙怪獣『バサンガ』の出現に対し、ヒルマ・ゲント率いる特殊部隊は、絶体絶命の危機に陥る。その時現れた未確認大型宇宙人『ウルトラマン』と出会う。ウルトラマンブレーザーとなったゲント隊長は新設組織『SKaRD(スカード)』に配属された個性豊かな隊員たちと共に、新たな戦いの日々へと向かうことになる。

見逃し・配信情報

Youtube『ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.』にて見逃し配信が行われているようなので、気になる部分は見返すことも可能。

ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.
YouTube限定のオリジナル動画や、TV最新作を毎週配信中! 円谷プロの公式YouTube「ウルトラマン公式チャンネル ULTRAMAN Official Channel」通称ウルトラチャンネルです。 チャンネル登録­して最新作をチェック!⇒ 動画見放題&more"ウルトラ"サブスク『ツブラヤイマジネーション』サービス開始!⇒ "ULTRAMAN Official Channel" is a YouTube channel operated by Tsuburaya Productions. There are a lot of original videos available only ...

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