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アニメ ダンジョン飯 3話『動く鎧』 感想

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アニメダンジョン飯3話動く鎧感想 アニメ
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2024年冬に放送開始した『ダンジョン飯』アニメ、3話『動く鎧』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

3話『動く鎧』

動く鎧

ここまでのお話は、ちょっとした魔物料理の短編といった感じでしたが、3話は本格的に1種類の魔物『動く鎧』との対峙。動く鎧自体の攻略、鎧の明かされざる真実の判明、そして調理と、1話丸ごと使ったなかなか贅沢なお話でした。

動く鎧というのはRPGをやっていると、割と見るモチーフのモンスターですが、それがどのように動いているのかというのを生き物の観点から抑えていく感じで面白かったです。

一般的なゲームでは、何らかの魔法で動いているとされることが多い気がしますが、ダンジョン飯の世界でも、その認識は共通だった様子。裏に術者がおり、それの意のままに動かされていたとずっと皆思い込んでいたようです。

しかし、そこに疑問を覚えるライオス。もしただ魔法で動かされているなら、なぜ頭が外れた時に戻すのか、頭をずらしてみるのかという、鋭い視点を元に、頭に鍵があると判断。鎧の頭を探るうちに、実は軟体生物だったと明かされる流れは、なるほどとなる説得力があり面白かったです。

ライオス自身の過去との決別

今回ライオスは、駆け出しの際に金剥ぎとして城の金を集める仕事に従事していたことが明かされました。その仕事の中で、遭遇した魔物が動く鎧。その鎧から剣を奪い抵抗したものの、最後は殺されてしまい、この事件は一時ライオスのトラウマとなっていました。

そんなわけのわからない存在であったが故の鎧ですが、今回の話の中で、食べられる魔物という事が判明。実際に食べてしまう。よくわからないからこそ、恐ろしいというのはよくある話ですが、今回の話では、まさにそのよくわからない動く鎧について考察を重ね、理解することでかつての恐怖を失わせるという流れがよくできていたように思えます。

しかし、ライオス、何やら魔物を食べようという話になると、ちょっと異常な表情を見せているシーンもあり、少し怖い。今回のラストでも、仲間に内緒で剣に張り付いていた生き残りの軟体生物をそのまま預かっていたりと、この魔物に対する異様な執着が怖いです。

今回の料理

何となく、鎧に張り付いていた軟体生物を見た時に、牡蠣みたいだなという印象を持ったのですが、まさにそんな感じの生き物だった様子。

スープに、油いため、兜の中での蒸し焼きに、素直に鎧をベースに焼いたりと、牡蠣を連想させる調理方法がたくさんで美味しそう。

ライオスは喜んで食べていましたが、センシはまだ改善の余地あり、チルチャックは微妙そう、マルシルも悪くはないけどといった感じでした。毒見役としてライオスをたきつけたりと、センシもさすがに新しい食べ物には警戒していたのはちょっと笑ってしまいました。

ライオスの場合は、魔物を食べれたこと自体がうれしいので味の評価は甘め、それに対してセンシは食事自体を大事にしているので味の改善を考えている様子。魔物に対して食べ物であるというスタンスこそ共通している二人ですが、その根っこの違いのようなものを感じられたのは面白かったです。

ダンジョン飯3話感想

どう考えても食べ物とは思えず、作中の人物すらも魔法の仕業と考えていた動く鎧がまさかの貝の様な生き物という展開に驚く。動く鎧もまた生き物ではないか?という設定を考えこんで作られているようで、この新しい解釈が面白いお話でした。しかし、このライオスの魔物に対する愛というか、執着辺りは少し怖い気もしますが、過去に何かあったのでしょうか。

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