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アニメ ダンジョン飯 4話『キャベツ煮/オーク』 感想

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2024年冬に放送開始した『ダンジョン飯』アニメ、4話『キャベツ煮/オーク』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

4話『キャベツ煮/オーク』

ゴーレム畑

土と石でできた魔法生物であるゴーレム。流石にこれは食べられないとするマルシル達に反して、ゴーレムに向かうセンシ。

今回は、センシがこれまで何をしてきたのかというあたりに触れられるお話でした。唯一センシが拠点としているという階層。何やら色々物が置いてあるものの、生活するための拠点ではない。

そんなセンシがそこで行っているのは、ゴーレムを使った野菜の栽培。野菜泥棒を追い払い、害虫もつかず、適度な湿り気も勝手に補給してくれるとのことで、まさに野菜を育てるのに適した環境というあたりは、発想が面白い。

きちんと、畑の整備もしながら野菜を育てているセンシ。土の肥料に関してはどうしているのかとちょっと疑問に思っていましたが、きちんと近隣フロアのトイレから汲み取った屎尿を発酵させて利用しているようです。

しかし、今回の話あくまでそれがセンシの趣味というのもあるのでしょうが、ダンジョンの中であってもそこにはルールがあり、それを乱さないようにすることが大事というある意味現実にも適用される教訓が込められたお話でした。

オークたち

そして、そこで収穫した野菜たちの話から繋がったのが後半のオークたちとのお話。野菜うりにダンジョン内の承認のもとを訪れるもそこにオークが襲撃、ライオス一行は使ってしまう。

ここの話では何やら、この世界の歴史についても触れられ、オークたちは人間やエルフに追いやられて地下に行き、さらには底も追い出されてダンジョンに移り住んだことが語られる。それゆえに、オークは人間やエルフを毛嫌いしているようでした。

しかし、そういった話もある意味歴史の一側面。その反対側の視点から見るマルシルからすれば、それはオークたちが周囲の人々を襲って物資を集めていたからという排除された理由があったことも語られる。

そんな中、ただひたすらにパンを追い求めるセンシの周囲を一切気にせず自分の目的、料理を作ろうとする姿が、どこか周りの空気を和ませる。

同じ食事をともに作って、囲めばどんな過去のいさかいがあっても少しは気を許す。最後はマルシルとオークたち共に同じ食事を食べる。このあたりの描写は、実際はそこまで簡単な話ではないのかもしれませんが、ファンタジーらしい優しさを感じるお話でした。

オークたちもまた、レッドドラゴンに住居を奪われ上の階層に上ってきており、今回の話で少し信頼を得た故に、レッドドラゴンの居場所のヒントを貰う事にも成功。ひとまずの目的地が定まりましたが、果たしてそこでレッドドラゴンと遭遇することはできるのでしょうか。

ダンジョン飯3話感想

ゴーレムを畑にするという発想は、なかなかこの作品らしくて面白かったです。

後半の話は、料理やパン作り話の肝に据えてありましたが、どちらかというとこの世界自体についてと、これからのライオスの行動の説明のための話といった感じでした。

迷宮の王となることを意識したライオス。そもそも、この迷宮とは何なのかという部分も気になるお話でした。

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