わんだふるぷりきゅあ！1話 感想 『はじまりは「わんだふる！」』

2024年2月4日より放送開始したプリキュアシリーズの21作目の作品『わんだふるぷりきゅあ！』1話『』の感想記事です。「みんなかよし！わんだふる！」を決め台詞としたプリキュアシリーズ初、飼い犬が主人公となる作品です。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

1話『はじまりは「わんだふる！」』

こむぎがかわいい

動物題材のプリキュアという事で、楽しみに見始めましたがまず第一の感想は、何より主人公であるこむぎが可愛いです。

ご主人である、いろはに対して構ってほしさ全開。自分を置いて外に行ってしまう、いろはには徹底的にくっついて離れたくなさをアピール。それでもいってしまうと自室で不貞腐れてしまう。しかし、いろはが帰ってきたら元気100倍といった感じで、すぐさまテンションMAX。ある意味そんな思いを高ぶらせた果てに、人間になり、プリキュアに変身と、いろはへの愛にあふれた子。

個人的に今回良かったのは、羊のガウガウの囮になり逃げるいろはを前に、震えて涙を流すあたり。大好きな飼い主の命の危機、それでも足は震え、果てには涙があふれ、本当は怖いという気持ちがはっきりと全身からあふれている。それでも、大好きないろはのために一歩踏み出す姿がよかったです。

いろは

放送前のイメージでは、もうちょっとふわふわした子という印象がありましたが、実際に声がついて動いているシーンを見ていると思ったよりも大人びた感じもある子でした。

ある意味、ペットであるこむぎと一緒に育ってきたり、動物病院の娘ということで、命を扱う難しさ、大切さを知っているが故の大人びた感じなのかもしれません。

バレーボール部への助っ人に呼ばれていたのを見るに、スポーツ万能タイプ、1話を見る感じ、勉強の方もしっかりしていそうなイメージがありますが、そのあたりはまたおいおい語られそうです。

両親も1話時点で二人とも登場、お父さんの可愛いエプロンがなかなか印象的。実家はそのまま、動物病院という感じでしょうか。

今回、他の登場人物である、兎山悟へのちょっと勘違いさせてしまいそうな対応や、猫屋敷まゆのペット「ユキ」に挨拶していたりと、自分から周囲と関係を気づいていくのが得意そう。メンバーの中心として動いていくキャラクターとなりそうです。

突然、人間に変身してしまった『こむぎ』をあっさりと、こむぎであると認識する様は、この二人のこれまでの関係性故といったところもありそう。今後、二人の過去が語られる回などもありそうですが、色々楽しみです。

猫屋敷まゆとユキ

おそらく、3人目、4人目の『キュアニャミー』、『キュアリリアン』に変身するだろうこの二人。最近のシリーズ恒例、プリティホリックの2Fに引っ越してきたばかりといった感じ。両親がプリティホリックをやっている感じになりそうです。

まゆの方のキャラクターについても、放送前のイメージとはちょっと異なり、人見知りが激しい感じのキャラクタ～だったのは驚き。どちらかというと大人びた感じをイメージする見た目でしたが、そのギャップも可愛い気がします。

そして、まゆの飼い猫であるユキについては、まさにイメージ通りのお猫様。猫らしい気まぐれそうな雰囲気が漂っていますが、飼い主であるまゆがしっかりやれるのか気にかけている感じもあるのが良い関係となりそうです。

変身したり人間の姿になって会話できるようになると、この二人がどんな関係になるのか気になるところです。

鏡石の力で変身 キュアワンダフル

今回のシリーズはどうやら妖精的なポジションの生き物たちが、何やら仮面と足枷を付けられた姿に変身させられ暴れさせられていた様子。

そして、プリキュア側の力の源は、鏡石と呼ばれる石。何やら街の中に大きな鏡石が昔からあり、名物となっているようですが、ここに映ったこむぎの姿が一瞬ちらっと人間になる。

そして、森の中で見つけた小さな鏡石のような石が変身アイテムに変化。果たして、この鏡石、どんな由来があるのか、今後の本編で語られることとなりそうです。

そして、こむぎが変身したキュアワンダフル。なかなかに天真爛漫な感じが一杯に出ており可愛い。その戦い方は、戦うというよりも、一緒に遊ぼうとする感じ。最後には、何かにおびえるかのような羊のガルガルを抱きしめることでその仮面から解放する。このあたりは、こむぎがいろはから受けた愛情を他の動物にも与えるといった感じの解決方法。本作では、単に戦うだけではない、というのを示しているのかもしれません。

次回2話『みんな友達、キュアフレンディ』

こむぎがたった、喋った、人間になった。とのことで、やはり衝撃は大きい。そういえば、こむぎ普段の生活はどうなるのでしょうか。家では動物の姿、必要に応じて人間にといった感じになるのかも。

そして、今回の羊、羊なだけに執事といった感じの様相、色々と事情を語ってくれそうです。次回のガルガルはダチョウのような姿をしていました。飼い主であるいろはの変身回となりそう。願いをかなえる鏡石、今度はいろはのこむぎを助けたいという願いをかなえてくれるのかもしれません。

わんだふるぷりきゅあ！ ずっとおともだち おしゃべりたっぷりこむぎ
こむぎと遊べる玩具。お世話の仕方によってこむぎの話す言葉が分岐、自部だけのお世話遊びが可能になるようです。

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