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アニメ 葬送のフリーレン 最終回 28話『また会ったときに恥ずかしいからね』 感想

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2023年秋に放送開始した『葬送のフリーレン』アニメ。1~4話は金曜ロードショーにて放送、その後通常放送が開始しました。こちらの記事は28話『また会ったときに恥ずかしいからね』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

28話『また会ったときに恥ずかしいからね』

それぞれの合格

残った二次試験突破メンバーの合格発表からのスタートとなった最終回。とはいえ、残りのメンバーはすべて合格。

デンケンに関しては、燃え尽きたと思っていた相手が、

ユーベルに関しては何も言わずに合格。ゼーリエは受験者の心の内を見透かして合否を決めているようですが、果たしてこの時何を思っていたのか気になるところ。そして、その相方ともいえるラントについても合格。まさかの2段コピーで本人は家にいたままの合格と、態度はともかくゼーリエ的には文句のない実力者といった感じでしょうか。

そして、ヴィアベルについては、少し悩んだようでしたが、好きな魔法という問いに、ある意味これまでゼーリエが語っていたタイプに一番近い答えを出した様子。今年の癖の多い合格者たちを妙な顔で合格させる中、ヴィアベルだけは嬉しそうに合格させていたのがすごく印象に残る。

そして、ゼーリエを前にしても可愛いなと思ったで済ませるメトーデさん、相変わらず底の見えない感じであっさりと合格となりました。

ここまでの描写的にも癖の強かった面々は皆合格と、ゼンゼに対してゼーリエ自身が謝罪の言葉をかけるほどの豊作となった年となったようです。

個人的に特に印象的だったのは、メトーデさん。ここまで特別大きな描写があったキャラクターというわけではなかったですが、ダンジョン踏破の際にも彼女がいたからこそ突破で来た面もあったように思えます。そして、ゼーリエを前にしてもいつもと変わらない様子のままというのも実に底知れぬ感じを漂わせているようでした。

ヒンメルの残したもの

今回の話、エピソードとして印象に残ったのは、ヴィアベルとフリーレンの会話。魔導書を抱え込んだフリーレン、目の前でオレンジをこぼしたおばあさんを助けるかどうかで少し悩む。しかし、そこにやってきたヴィアベルはあっさりとそれを助けたことから始まるお話。

試験を通して勇者パーティーの一因であることを知っていたディアベルは、助けないフリーレンに対して少し不満そう。このあたりも、戦いが厳しかった北の地域では未だに多くのヒンメルの伝説が残っているが故。誰もが知っている伝説ではなく、ちょっとした人助けの思い出。本当に厳しい時には、大きな偉業よりも、自分たちの側で助けてくれる誰かこそが大事という話。

このあたり、回想ではヒンメル本人ですら、何も変わらないだろうと思いながらやっていた急ぐ旅の人助け。しかし、実際のところそれが、助けた村では子供たちに伝えられ、ヴィアベルにまで影響を与えている。ヒンメルの思う以上に助けられた人の心に残り、確かに何かを変えているというのがよかったです。

特権授与

一級魔法使いに合格したことで、フェルンに与えられた好きな魔法を一つもらえるという特権。同伴者を連れていくことが許可されているとのことで、シュタルクとフリーレンを連れて向かうフェルン。

嫌そうに向かうフリーレンでしたが、逆にゼーリエから出禁にされていてちょっと笑ってしまう。嫌そうな顔をしながらも、即外に向かうフリーレンとそれにつきそうシュタルク。

そこにやってくるレルネンについては、かなり予想外の流れで少し驚く。何やらゼーリエの事を謝りながらも、少し違和感を覚える態度。そこからの、フリーレンの揺らぎを見抜き、まさにゼーリエの言っていた通りの武闘派の姿を見せフリーレンの命を狙うというのはかなり予想外の展開でした。

悪名でもゼーリエの弟子が記録に残るようにとのゼーリエを思っての行動。不意打ちとはいえフリーレンに一撃を入れることに成功。しかし、フリーレンのゼーリエは常に弟子の事を覚えているという言葉でその手を止める。

ぱっとみこそ、ゆったりしたおじいちゃんといった感じで、前回の話の中でもそこまで大きな印象の残るキャラクターではなかったがゆえに、ゼーリエに対する深い思いがあったことが予想外でありながらも、キャラクターとしての深みを出しているようでよかったです。

しかし、ゼーリエ自身弟子の事はぱっと見何も思っていないように見えますが、その裏では一人一人の弟子を覚え大事に思っている。フリーレンの言った通り武闘派の魔法使いは不器用な奴が多いという言葉を感じさせるようでした。

そして、その裏で魔法を授かったフェルン。貰った魔法は、服をきれいにする魔法。フリーレンの弟子らしい魔法の注文に、いつものフリーレンのような顔をしているゼーリエで少し笑ってしまいました。

シュタルク、今日は何して遊ぶ。すっかり、町の中で人気者。

フェルンが貰った魔法。服がきれいになっている。フローラルな香り。服の汚れをきれいさっぱり落とす魔法。案の定すごく嫌そうな顔をしていたゼーリエ。

また会ったときに恥ずかしいからね

まだまだ葬送のフリーレンのお話は続きますが、アニメは今回で最終回。

そこで語られたのは、フリーレンはお別れに対してあっさりとしている話。ヒンメルと同じ言葉「また会ったときに恥ずかしいからね。」とのことで、まさにアニメの最終回にふさわしいラストといった感じでした。

今回の葬送のフリーレンのアニメ化、絵の雰囲気も原作の世界観を広げるようで、とてもよい作品でした。ぜひ、続きもアニメ化してほしいですね。

ちなみに、アニメの続きは7巻からとなるようなので、気になる方は読まれてみるとよいかもしれません。

葬送のフリーレン(7)
アニメの最終回となった一級魔法使い試験編ラストが描かれた7巻。アニメの続きが気になる方はどうぞ。

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