2024年2月4日より放送開始したプリキュアシリーズの21作目の作品『わんだふるぷりきゅあ!』8話『まゆのドキドキ新学期』の感想記事です。「みんなかよし!わんだふる!」を決め台詞としたプリキュアシリーズ初、飼い犬が主人公となる作品です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
8話『まゆのドキドキ新学期』
まゆ
何やら曇り空の元スタートということで少し不穏な感じも漂っていた新学期回でしたが、さほどつらい展開というわけでもなく冒頭の曇り空は何だったのかなという感じはあり。どちらかというと、新しい環境に向かうまゆの心持を表していたのかもしれません。
新学期、まゆの新しい学校への転校、前の学校で何かあったような感じも示唆されていましたが、入学の挨拶を頑張る。相変わらず気持ちが揺らぐと猫を吸いに行く様はかわいい。仕方ないとばかりにそれには爪を立てずに応じているゆきも、まゆの気持ちを感じ取っているようです。
学校での自己紹介は、馬場先生の名前と頭の中で混ざることで、ネコババまゆとちょっと混乱。それでもいろはちゃんのサポートもあり、何とかその場をしのぐことには成功。
いろはと共に学校を巡る中、1話でいろはが参加したバレー部への助っ人の件の会話を後ろから見て、少し足元をぎゅっと強く踏むカットが挟まれたのは、自分といろはをつい比べてしまったことを意味していたのかも。ここから、まゆがどう変わっていくのか気になるところです。
ちょっと関係ない話ですが、学校の教室だと悟君の態度が外とは少し違う感じでが描かれていたのも興味深かったです。悟君は、いろはからはだいぶ頼られるキャラクターとして描かれていますが、いろは相手の時が特別なのかもしれません。今後ほかの生徒と悟君の関係を描くお話もあるのかもしれません。
いろはとこむぎ
こむぎが人の姿になっていたあたりからずっと気になっていましたが、やはりこむぎは学校に行く気満々でした。
新学期初登校、当たり前のようにいろはと一緒に家から飛び出して、即お留守番だよされていてちょっと笑ってしまう。「なんで?」という疑問は、なでられてあっさりごまかされてしまってかわいいです。
しかし、日中ほぼ家に戻ってこない学校生活。人の姿にもなれるようになったこむぎは、案の定外に飛び出していく。そもそも学校の場所知っているのかな?と思いながら見ていましたが、やはり知らないこむぎ。それどころか、町中の匂いにつられてふらふらと彷徨い最初の目的すらあっさり見失っていそうで笑ってしまう。前回、メェメェが見せたこむぎの雑なイメージ図もあながち間違ったものではなかったのかもしれません。
そんな中、迷子になりゆきと遭遇するこむぎ。積極的に構いに行くコムギに対する、ゆきのすごく嫌そうな顔でちょっと笑ってしまう。そんな中、ガルガルの出現に合わせて人の姿で学校に向かうこむぎを見たシーンはちょっと印象的でした。ゆき自身、人の姿になってまゆと会話したいという思いもあるのかもしれません。
馬のガルガル
今回登場のガルガルは馬。いつものように追いかけっこの流れから落ち着かせようとするも、予想以上に足が速いとのことで苦戦。ぱっと見の時点で、馬なので、あとからこの子は馬か!と気づく流れはちょっと無理があるかなという気もする。
今回は前回仲間にしたきらりんライオンの力を使いスピードを上げ、相手を惑わし目線を合わせることで落ち着かせることに成功。今回の話はガルガル対応はメインのお話ではなかったので、ちょっと雑に処理されたかなという感じもあり。
変身シーンは、二人のバンクをそれぞれ混ぜたものに切り替わり、二人並んでの初ポーズまで登場。この辺は、前回話していたきめポーズの流れが反映されているようです。
そういえば、久しぶりにきちんと物陰に隠れてから変身するシーンを見たような気がします。
次回9話『こむぎ、中学生だわん』
今回、こむぎが学校にいけない!という話をやったうえで次回いきなり中学生になることに成功しているこむぎ。学力は下手したら小学生以下、なんなら文字もかけないんじゃないかという気もしますがどうなるのでしょうか。
しかし、こむぎの中学校への編入、本当にどうするのか。今回、学校にいきたいとこむぎが話しているのを悟君が意味深に見ていたシーンが挟まれていたはちょっと気になりましたが、いくら悟君と言えど中学校へ編入させるなんて言う事は厳しそう。そうなると、メェメェがどうにかするのでしょうか。
転校生と言えば、黒板にでっかく名前で自己紹介という定番のシーンもありますが、今年はこむぎがその枠になるのかもしれません。
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