わんだふるぷりきゅあ！9話 感想『こむぎ、中学生だワン！』

2024年2月4日より放送開始したプリキュアシリーズの21作目の作品『わんだふるぷりきゅあ！』8話『まゆのドキドキ新学期』の感想記事です。「みんなかよし！わんだふる！」を決め台詞としたプリキュアシリーズ初、飼い犬が主人公となる作品です。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

9話『こむぎ、中学生だワン！』

こむぎ中学生になる

前回の次回予告から、どう頑張っても無理じゃない？と思っていたこむぎの中学入学。そもそもの話、まずどうやって中学に入るのかと思っていましたが、そのあたりはメェメェがどうにかしてくれました。

何やらいきなり冒頭でメェメェが持ってきたワンニャン中の制服。こむぎを学校に入れたのは、ニコダイヤの奇跡とのことで、キラリンアニマルたちが戻ってきたことで力を取りどしてきたニコダイヤの力によりこむぎが中学校にいけるようになったと、かなりの力技での解決。

そんなこんなで、中学校に通えることになり楽しそうなこむぎですが、それに対して楽しみではあっても、むしろ不安の方がまさっていそうないろはでちょっと笑ってしまいました。

しかし、ニコ様消えたことで輝きが失われ、ダイヤ自体も何やら欠け、まだ力は戻りきっていないニコダイヤ。しかし、それですらこれほどの奇跡を起こしているのを見るとちょっと怖い気もします。果たして、ニコ様とは何者なのか、今後どう話に絡んでくるのか、気になるところです。

中学校でのこむぎ

中学にたどり着いたこむぎ、テンションが上がりすぎたせいか、だれかれ構わず挨拶をする。サッカー分練習をボール遊びと勘違いして混ざり、ゴールキーパーとしての才能を発揮したり、授業ではよくわからず鉛筆を花の上においていたりと、楽しそうではある物の、中学生としてはどうなの？といった感じの様子を見せるこむぎ。

昼休みには、お昼ご飯を食べ満腹になりすっかり電池がきれ犬の姿に戻ってお昼寝。ここの迫真のいろはのうぇぇぇぇぇでちょっと笑ってしまいました。

そこから、アヒルのガルガルの登場、プリキュアとしての戦いを経て、何とか一日を終える。ここまで見ていると、このままこむぎが中学生は無理があるのでは？と思えてくる。

そんな中、いろはからの学校は楽しいだけではないというお話がこむぎにされる。勉強の事、授業中は座っていないといけない事など、様々な大変なことを教えてもらう。てっきり、ここでそれならいいや！と中学校自体なかったことにするのかなと思いましたが、むしろ、それでもきちんと中学校に行こうとするこむぎが覚悟を決める。

正直、今回のこむぎを見ているととてつもなく大変そうな話ですが、ある意味ここからが本当のこむぎの中学生への道となるのかもしれません。

同級生の出番は多いのだろうか

今回、ちらちら中学校のクラスメイトが登場し、公式サイトでは、『猪狩勝』、『大熊』、『蟹江』とキャラクター名も紹介。サッカー部の勝君については、こむぎに絡むシーンも多め。昨年は、あまり学校内での人間関係のようなものは拾われませんでしたが、今年はこむぎ、まゆが転校してくるなど、学校を中心としたお話となっていくのかも。クラスメイト達もキャラが立っていそうな感じもありましたし、少し楽しみかもしれません。

少し話がそれますが今回も学校での悟君が描かれ、ちょっと運動が苦手そうな様子が描かれていました。学校での描写、他のキャラクターと触れあう回が増えると、いろんなキャラクターと触れ合う中でメインキャラクターの違う面なんかも見えてくるのかもしれません。

次回10話『ユキの中の思い出』

まゆ、新しい商品のデザインを考えるとのことで、何やら繭が頑張る回となる様子。そんな中予告ないでは、汚れたゆきの姿もあり、ゆきもこむぎと同様に昔拾われまゆのもとに来たことが示唆されました。雪の日に拾ったからユキということなのかも。

ユキの過去が明かされてくるとなると、そろそろ新しいプリキュア登場も近いのかもしれません。こむぎと同様にユキが先に変身となるのか、同時に変身となるのか、色々と気になるところです。

しかし、このプリキュアになるコムギとユキ、互いに頭にハートマークの模様が入っていたり、拾われた動物だったりと共通点があるのはちょっと気になるところ。プリキュアになれるのも何か理由があったりするのでしょうか。