2025年9月8日より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第7作目の作品『仮面ライダーゼッツ』48話『Case48 儚くなる』の感想・考察記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
Case48 儚くなる
ジークと小鷹
前回オブリビオンに負けそうになる中、ジークの登場で救われた莫。その後も戦い続けようとする莫ですが、体に無理が来ていることを察したジークの手により眠らされることになる。
とはいえ、オブリビオン相手では力が足りないジークは、、ザ・レディを闇の中で閉じ込め戦い続けていた小鷹の元へと向かい共に戦う事を選ぶ。オブリビオンが外で暴れ、ねむが被害を受けているとなると、ザ・レディもひとまず休戦といった形で小鷹も共にオブリビオンへの戦いに向かう事になる。
元コードナンバー1と元コードナンバー4が肩を並べての戦い、単語だけ拾ってみると結構な盛り上がりどころのようにも思えるのですが、個人的にはそこまで盛り上がらなかったというのが本音。
これまでのエピソードを見ていて、この二人の絡みがそこまであったかと言われると怪しく、そもそもCODEエージェント同士が、一部深い関係があるメンバーを除くと個人で動いている集団という印象が強い。何ならジークと一番関係が深かったのはねむなのではないか、と思ってしまうほど。
これまでのエージェント同士の関係を描く描写が薄かったが故に、一見すると盛り上がる展開というだけになってしまったように思えます。
消えるねむ
小鷹とジークに加え、遅れて参戦した莫が戦いを挑むオブリビオンですが、ねむの夢の力の強さ故に、三人がかりでも勝てないほどの力を持っている。
相変わらず忘却の力が特に厄介そうで、武器なんかをあっという間に消滅させてしまい手の出しようがなさそうな強さになってしまっています。
結局ライダー3人そろってでも勝てないほど力を持つオブリビオンを倒すのに、ねむが選んだのは自らが消滅するという答え。これまでオブリビオンが語っていた、ねむが存在するから自分が産まれたというこれまで散々オブリビオンがねむを揺るがすために伝えていた話が、カウンターとなるかのような展開でした。
ただ、結局またねむが「自分が消えれば…」という元の思考パターンに逆戻りして自爆してしまうのは、せっかくの莫との絆や成長を後戻りさせているようにも感じられてしまいます。ここは消滅という安易な自己犠牲ではなく、3人のライダーを信じてオブリビオンの忘却を打ち破ってほしかったかな、と思うのが正直なところです。
仮面ライダーゼッツもおそらく残り2話、このペースで話が進むという事はオブリビオンが本作の最後に立ちはだかるナイトメアという事になりそうです。オブリビオン、元をたどれば中盤にベビーナイトメアとして登場して成長し続けてきた相手ということで長い付き合いはあり、最後の敵になるのもわからなくはない。とはいえ、ここまで莫たちと直接何かあったかと言われるとそこまでではないようにも思え、最後の敵としての圧力にかける感じがする。どうにもラスボスという印象はあまりなかったので、このまま最後の相手がオブリビオンだと少し寂しいかな、と思ってしまいます。
















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