SILENT HILL: Ascension(サイレントヒル アセンション)
サイレントヒルの世界観によるCGドラマ。視聴者による選択が物語が変化するインタラクティブドラマとなっている作品。自分のアバターを作中に登場させることも可能。スマートフォン、PCで無料で視聴が可能。
選択肢への投票によりキャラクターのパラメーターやシナリオが変化し、QTEによるミニゲームによってキャラクターの生き死にまで決まってくる視聴者が物語に干渉して物語を作っていく作品となるようです。
第88回本物の悪魔の感想となります。ネタバレを含みますので注意してください。
本物の悪魔
本物の悪魔
アイスホテルのロビーにいる、オーソンとアストリッドを周囲の人々がじろじろと眺める。
どうして自分たちを見ているのか?というオーソンの疑問の声に、やってきたハウゲンは、みんな見とれているのよと声をかけてくれる。
ホテルの一般人は皆オーソンとアストリッドを警戒、部屋を除こうとする人もいた様子。
そんな中、聞こえる怪物の声。オーソンを生贄にすれば助かると大人たちがオーソンを囲む。
そんな中、銃を突きつけることで大人たちの動きを止めるハウゲン。
果たして本当の悪魔とは誰の事を指したサブタイトルなのか、少し考えさせられるお話でした。
誰と話してたんだ?
桟橋を目指して進んでいるはずが、この道は三回目と、何やら道に迷ってしまった様子のブリットとニルス。
ホテルに戻ったほうがいいと話をしていると、いつの間にかニルスまで消えている。
そこに現れたのは、もう一人のブリット。
ブリットに追いすがり、お酒?を飲ませようとしてくる。
そんな中、再び姿を現すニルス。ブリットが誰と話していたんだ?という疑問を持っているのを見るに、やはり誰にももう一人のブリットは見えていないようです。
酒や薬を求めるブリットの中の面が、幻覚として見えているといった感じなのでしょうか。カールに見えていたエヴァのような存在なのかもしれません。
信者たちの前で
ますます状況はひどくなるとクリスタと教団を非難する教団のメンバー達。レイチェルの意見を聞かせてくださいとの言葉に従い、レイチェルが話す。
皆、従うべき人を探してきたが、エグゼビアとバーバラは裏切った。そんな中でなぜ、クリスタが裏切らないと考えられるのか。私たちは自分自身で考えなければいけない。という話。
目の前の出来事は源氏とは思えないとするレイチェルですが、それで納得できるわけではなさそうです。
レイチェルの裏切りに対して、以前話していた通り、清めの儀式でジョイを殺し、穢れを招いた原因がレイチェルであると皆に伝えるクリスタ。
レイチェルを非難する皆の目、それに対してレイチェルは彼らを救うのは無理よと言葉を残して部屋から出ていく。
状況的に仕方ないとはいえ、レイチェルは孤立する形に。エリック達と合流するのでしょうか。
今日の投票
オーソンを町の人々から守るために、アストリッドはどうする?
- オーソンを連れて立ち去る
- 自分一人で責任を取る
- ハウゲンに威嚇してもらう
明後日の行動に影響のある選択肢。一人で責任を取るというのはそもそも何をするのか全く分からないので論外。ハウゲンに威嚇も、これまでの話から考えると暴力で収めようとすること自体がより悪い状況に持ち込んでしまいそうですし、素直に二人で立ち去るのがよさそうに思えました。
今日の感想
酒や薬を求めるもう一人のブリットが久しぶりに姿を見せる。元々ブリットがその方面でカウンセリングを受けていたことを考えると、自分自身にだけ見えている幻覚という可能性が高そうか。
そして、レイチェルが今回言った、目の前の出来事が現実とは思えない、というのもちょっと気になるところ。この一連の出来事は、現実と幻の境界があいまいになっているだけということなのでしょうか。
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