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わんだふるぷりきゅあ!10話 感想『ユキの中の思い出』

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2024年2月4日より放送開始したプリキュアシリーズの21作目の作品『わんだふるぷりきゅあ!』10話『ユキの中の思い出』の感想記事です。「みんなかよし!わんだふる!」を決め台詞としたプリキュアシリーズ初、飼い犬が主人公となる作品です。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

10話『ユキの中の思い出』

ユキとの出会い

ぱっと見綺麗な家猫といった感じで、お店で買われて家に来たような印象のあったユキでしたが、その出会いは意外なものでした。元々は野良ネコであったユキとまゆの出会いが語られるお話。

父親の写真撮影の元、合掌造りのある地域を訪れていたまゆ。合掌造りと聞くと岐阜の高山あたりが思い浮かびますが、今回の舞台もそのあたりなのかもしれません。そして、その地の廃屋にてユキとの出会いが語られ、人に一切なつかないユキが、真摯に行動し続けたまゆに対して心を開いていく様が描かれました。

ユキについてはいつの間にか廃屋に居ついていたとのことで、捨て猫かもしれないという話でした。しかし、結構珍しい感じの猫が居ついているというのもちょっと違和感あるような気もします。こむぎ、ゆき、共に野良だった子という共通点がありますが、このあたり何か理由があるのかというのは少し気になるところ。ユキは、こむぎよりしっかりしていそうなので、人の姿になればその辺聞けそうな気もします。

今回、新商品の開発を任されたまゆでしたが、このユキとの思い出からアイディアを思いつくというのは、なかなか良いお話でした。ユキもペンダントを付けてもらい嬉しそうにしていたのが印象的。

冒頭の、抱き着いてくるまゆの事はよけながらも、寝そべっていると寄ってくる描写なんかも、ユキがまゆに心を開いているからなんだなと感じさせるお話でした。

アライグマのガルガル

今回登場のアライグマのガルガル。いろはちゃんにタヌキと勘違いされ、悟君に訂正されていました。アライグマと狸、私は正直違いが判らなかったのですが、調べてみたら、尻尾がポイントのようです。短い尻尾が狸、長くシマシマ模様になっているのがアライグマとのこと。

今回は、地味にアライグマ知識の疲労が丁寧だった気がします。何かを洗っているように見えるのは水中の獲物を取ろうとしているだけという話も初めて知り、地味に勉強になりました。

しかし、アライグマのガルガル、アライグマ自身の手先の器用さと狂暴性が合わさり、ポストやら柵やら抜いて投げつけてくる様は、なかなか害獣といった感じがあり、妙な厄介さがある相手。

ラストの、リボンをほどいてそのままリボンごと投げ飛ばすという作戦は、いまいち頓珍漢な気もしましたが、地味にいやらしい相手でした。

中学校のコムギ

前回、中学生として頑張ると言っていたコムギですが、学校の授業は眠ってしまっており、テスト回なんかが来るとしたら、かなり心配になりそうな描写がちらちら挟まれていました。

正直、中学校に通うこと自体かなり無理がありそうな感じがかなりしますが、果たしてテストなんかが来たら乗り越えることはできるのか、そもそもそのあたり触れることがあるのでしょうか。

前回、学校は楽しいだけでなく、大変なこともあるといろはに聞かされそれでも頑張るといったこむぎ。前回の覚悟を生かして、しっかり頑張る姿も見たいところですが、そのあたりなーなーで済まされてしまうのか、きちんと描かれる回が来るか、気になるところです。

次回11話『山に潜む、巨大生物』

山に潜む巨大生物を探して。とのことですが、山に行くという事でピクニックと、予告の時点で早々に目的を見失っていてちょっと笑ってしまう。

おそらく、巨大生物がガルガルなのかもしれませんが、果たして何の動物のガルガルなのか。

わんだふるぷりきゅあ! なぞってかなでて フレンドリータクト
浄化技の「ヘルプ!キラリンアニマル!モード」でキラリンアニマルの力を借りたり、「フレンドリベラーレ!モード」で合体浄化技のなりきり遊びも楽しめます。

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