アストロノオトアニメ2話感想

2024年春に放送開始の作品、総監督：高松信司 監督：春日森春木　脚本：うえのきみこによるオリジナルアニメ『アストロノオト』の2話の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

2話
アストロノオト 2話感想

2話

ミボー星とゴシュ星

宇宙船でやってきたミラさんが大家になる流れが描かれる。何やら大量の招き猫が祭られている神社らしきところに落下した、宇宙船。宇宙船を巨大な招き猫に偽装して町を彷徨う。その中で、めろん一玉なる、どことなく『めぞん一刻』感のあるポスターから大家になることを決定。そのまま、契約し大家となったようです。何やら新しく大家になったのはまだ3か月前ほどということで、宮坂とさほどやってきた時期は離れていない様子。

ナオスケについては、擬態しているとかではなく、そのままの姿がたまたま地球の犬とそっくりだったということで、犬のふりをして生活していることが判明。かなりミラさんと姿が事なる国民の様ですが、王族だけ姿が特殊なのでしょうか。

そんなミラさん、鍵を手に入れることが、ミボー星での王位継承権獲得の条件という事で、鍵を探しにに地球に来た。何やら、ゴシュ星なる星から来ていたのが、前回登場したペリカン型ロボットのようで、鍵を探してあすトろ荘の内部を走り回る。てっきりこのスパイロボット、今回登場したショーインと何か関係があるのかと思っていましたが、特にそういうわけでもなさそうです。しかし、ナオスケとの追っかけっこパートのドタバタ感は見ていて結構楽しかったです。

今回冒頭の招き猫大量の神社については、何かモデルがあるのかなと思いちょっと調べてみましたが、東京都世田谷区にある大谿山豪徳寺なるお寺が大量の招き猫を並べており、このあたりがモデルなのかもしれません。

高井戸太助の願い

今回、前の大家である高井戸太助さんの「約束を守る」という梅の花言葉にかけられた願いは気になる要素となりました。もしかしたら彼もまたミボー人だったのかもしれないということで、鍵に絡んだ重要人物のようです。写真に写っていた方はかなり独特な髪型をしていたのが余計に混乱を生みそうです。これに関しては、ミラさんが本星に連絡を取った情報次第で話が動きそうですが、果たしてどうなるのか。

そういえば、あの梅酒が収められていた納戸の入り口の扉も、何やらデザインが独特で普通の扉ではなさそう。今回、スパイロボットが放った電流でブレーカーが落ちてしまうと、それに反応するように鍵がかかっているのを見るに、もしかしたら鍵を守るための扉なんて可能性もあるのかも。

鍵を守るためにこんな仕掛けがあるのだとしたら、鍵自体はあの納戸の中にあるのかもしれません。

朝食は誰が食べた？

今回若林さんの朝食を食べてしまったのは結局誰だったのかというのは謎のまま。てっきりスパイロボットが絡んでいるのかと思ってみていましたが、特にそういうわけでもなさそうで、ちょっと疑問に思っていましたが、7号室の住人上町葵絡みの話の導入がこの朝食が盗まれる事件とのことで、外に出た彼女が自分の分と思い勘違いして食べてしまっているというのが真相なのかも。

次回は、今回ラストに登場したショーイン・ジンジャ絡みの話がメインとなりそうなので、次々回あたりで触れられるのかもしれません。