2024年春に放送開始の作品、Yostarによるゲームのアニメ化作品。 監督・シリーズ構成:山岸大悟 シリーズディレクター:大野木寛、山岸大悟 『ブルーアーカイブ The Animation』の4話『覆面水着団☆』の感想文となります。ゲームの方は未プレイでの感想記事。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。
4話 覆面水着団☆ 感想
便利屋68
前回の登場に引き続き、今回もばっちり登場の便利屋68。あの独特なBGMはなんだか癖になりそうな感じでよいです。
前回のアビドスへの襲撃失敗により、資金繰りに問題が発生、ショートしそうな状況に陥ったとのことで、ブラックマーケットの銀行より融資を受けに行く流れに。
てっきりこの融資を受ける銀行が、アビドス面々がお金を借りているカイザーローンとやら七日と思いながら見ていたら、一応は別の銀行。しかし、この銀行ですら、融資を受けられないアルちゃん。担保となるものがなくとも。信頼があれば融資は受けられるとの説明を聞いていると、既にそこまで信頼が落ちているのは、一体以前何をしたのかが少し気になる。便利屋としての活動を続けるうちに信頼を損なっていたのでしょうか?
そして、何やら、ちらっと見えたアルちゃんの過去回想、昔は大分まじめに生活していたらしいアルちゃんですが、アウトローを目指すという意気込みの今の便利屋を始めた様子。この辺の気持ちが切り替わったお話もそのうちやるのかもしれません。
とはいえ、そういってアウトローの道を目指しつつも、何やら根っこの部分はすごく真面目な感じが一切抜けていないように見えるアルちゃん。その不思議なバランス感覚が彼女の魅力なのかもしれません。そして今回、そんな悪を目指す彼女の前に、まさに悪としかいいようのない面々が現れることで、事態はさらに混沌とするお話でした。
銀行強盗
かくして、以前からちらちら話にも上がっていた銀行強盗が、まさかの今回実行という展開。てっきり、以前のシロコノの話も本気ではあっても、他の面々まであそこまでのっていく話だとは思っていなかったのでだいぶ想定外。
前に話に出ていた、出所のわからない部品がどこから来たのかを調べるために、ブラックマーケットを目指す一行。
アビドスの地域からあまり外に出たことがないとのことで、ブラックマーケットの地域へ来るのは珍しい様子。会話の中で、他の地域にはアクアリウムや、水族館まであるといった話が少しあがりましたがこのあたりもいつか拾われるのでしょうか。
しかし、探しに来た中で、自分たちがお金を借りているカイザーローンが、ブラックマーケットの銀行にお金をいれている瞬間を目撃してしまう。自分たちの支払ったお金が犯罪に使われる、それを危惧した面々はまさかの銀行強盗に乗り出す。
覆面水着団と名乗り、思った以上にノリノリの面々。自分から提案していてやる気にあふれていたシロコはともかく、一度は銀行強盗には反対していたセリカ達も、相手がブラックマーケットの銀行ということで、今回はノリノリ。途中、手伝いに合流していたヒフミは、完全に交通事故のような勢いで強盗に加担させられると、なかなかかわいそうでした。
さりげなく、ヒフミの事だけは、名前で間違えて読んでしまったり、ファウストさんがボスです、といった発言を聞いていると、その気はないのでしょうが、何やら問題がおきた場合は、ヒフミに罪をかぶせるつもりなのでは?と思ってしまうぐらいの手際の良さ。
一度銀行強盗を開始すると、もはやとどめる気もなく、セリカまでノリノリ。かくして、書類とお金の強奪に成功したアビドスの面々。何やら、その後の会話では、意図せず一緒に持って来てしまった盗んだお金の扱いに関する討論がありましたが、ここまでやっておいて今更?といった気もするお話でした。
それでも、そのお金に手を付けることは良しとせず、何やらアビドス面々の正体に気付かず感銘を受けてしまっていたアルちゃんの元に奪ったお金は流れることに。何やら、すごく衝撃的な1話となりました。
ブルーアーカイブ 4話感想
相変わらずぶっとんだ世界観というか、倫理観があるんだかないんだかよくわからない展開のお話でした。
それはそれとして、今回間延びしがちなバトルパートがなく、キャラクター間のテンポ良い交流で話が進んでいたのと、勢いまかせの展開の連続で、飽きることなく楽しめるお話でした。
何やら便利屋68の方にお金が流れてしまった気もしますが、今回の件も踏まえて、アルちゃんが、アビドスに対してどう動いていくのか気になるところです。
本筋的には、アビドスの借金に絡んでいたカイザーローンが、ブラックマーケットの銀行とのつながりがはっきりとし、以前の出どころ不明の部品の話ともつながっていきそうな展開。やはり、アビドスを狙う何かと、カイザーローンの繋がりがあるということなのでしょうか。
ASMR発売中
放送前に、色々調べていたら原作ゲームキャラをASMRを発売をされているそうです。こういうゲームキャラでこういう事をしているのは珍しい気がしたのでご紹介。アニメ1話から登場している『ノノミ』のものもあるようです。
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