2024年冬に放送開始した『ダンジョン飯』アニメ、18話『シェイプシフター』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。
18話『シェイプシフター』
シェイプシフター
上に行こうとすると階段を探すのに苦労したのに、いざ下に向かおうとするとすぐに見つかる階段。そして始まった、第6層の攻略。
元々ライオス達がレッドドラゴンに全滅したのが第6層とのことですが、何やらその時とは様相がうって変わり、凍えるような寒さで、吹雪が吹き付ける領域に変貌。5層ではダンジョンの壁が変化したり話こそあったものの、またそれとは異なる変化のように見える第6層の様相の変貌、果たして何が原因でここまで変わってしまったのでしょうか。
そんな吹雪吹き付ける第6層、視界がふさがり声も届きづらくなく中で、手をつないで向かう中、いつの間にか一つ手が増えている、といった感じのホラーっぽい展開かと思いきや、何やら明かりをつけると各4人ずつのライオス一行が揃っているというなかなか賑やかなお話でした。
今回のこの人数が増えた騒動は、シェイプシフターなる、他人の認識から姿を変え潜り込み、入れ替ろうとする魔物とのことで、緩い雰囲気ながらもその危険度はなかなかのもの。
しかし、姿を寄せているにもかかわらず、何やら雰囲気が大きく違うライオスのシェイプシフターについては、即三人の認識の齟齬により、大きく本体と違うものが出てきており、即排除されてしまうのは少し笑ってしまう。
他にもすぐに判別された個体もいましたが、極端に元の人物から離れているシェイプシフターについては、やはりライオスの認識から生まれたものなのでしょうか。
そんなこんなの話の流れで、何やらライオス以外の残り3人はそれぞれ2択まで寄せることに成功。しかし、見ている分には、どことなく皆本物よりも優れていそうな個体が残っており、何となくこっちだとわかる気もするのですが、実際に触れあっている面々からするとなかなか難しい問題だった様子。
結局、予想こそするものの、判断自体は諦めるライオス。そもそも、その幻を生み出している魔物の方に意識を向ける。まさかの、犬たちから教わった野生の力と、迫真の犬の鳴き声により、本体の魔物を威嚇し幻術を解かせることに成功。最後の戦いかと思いきや、敵の姿が見えたなら容赦の必要もなしといった感じの容赦のないマルシルの一撃で頭から上が吹き飛ばされて終了となったのは、その流れに少し笑ってしまいました。
今回、最終的には幻術を見破るなんて土台無理というライオスですが、それでもそれぞれのパーティメンバーを見分けることには成功しているライオスは、パーティーのリーダーに向いている人材なのかなと感じさせるエピソードでした。
しかし、以前の階層での魚人の卵を食べさせた件がついにマルシルにばれてしまったりと、久しぶりに緩い感じのエピソードのお話だった今回でしたが、ラストで何やら敵の襲撃。見た感じ狂乱の魔術師とは関係ない他の冒険者といった感じでしたが、果たして次回どのようなことになるのか、気になるところです。
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