こちらの記事は、新アニポケ48話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
第48話「輝け!炎とアートの煌めき」
ロイの基礎研修
前回、リコは無事に基礎研修突破し、テラスタル研修は続く。今回の挑戦者はロイとなりますが、以前の黒いレックウザとの実際の戦いで敗れたことがきっかけとなり、強くなることに焦っている様子。
今回の舞台はボールタウン、ジムリーダーはコルサさん。以前、六英雄のオリーヴァと遭遇したあたりで、一度登場しているため再登場となりました。
再びのボールタウンでしたが、何やら依然と少し雰囲気が異なり、町の中が飾られ芸術の祭典の準備が行われていた様子。ハッサク先生や、リコの父などもゲストとして招かれており、何やら賑やかな面々が揃っていました。以前ボールタウンに来た際に、悩み続けていた黒いレックウザの像についても、黒竜に睨まれたキマワリとして完成作品が展示。今回の目玉になっているようです。
ここまであまり焦る様子なども見せず割と大人びた少年っぽさもあったロイでしたが、今回は強くなることへの焦りから、少し周りが見えなくなっている感じもあり、ちょっとしたロイの成長回といった感じのエピソード。
お祭りの準備で忙しいコルサさんに無理にバトルを挑もうとするも、そこにやってきたネモとの初バトル。互いにテラスタル抜きでのバトルとなりましたが、最後は雨によるかえんほうしゃのダメージ軽減に気付かずネモの勝ちとなる。次やれば勝てるという、ロイの態度はこれまでのロイの印象とはちょっと違うような感じもあり、やはりこのあたりに強くなることへの焦りが伺える。
とはいえ、そのままバトルというわけではなく、ホゲータが芸術へ興味を示したことからひとまず、皆芸術祭への参加を目指すことに。
それぞれ、ポケモンと協力して作品を作り上げるというのがテーマとのことで、みなパートナーと協力して作品作りに挑む。しかり、リコの描いた絵については、ポケモンとの協力以前にできのよいイラストとなっており、父親の血を感じる流れでした。
ロイについては、あらゆるものを芸術に利用するというコルサの話もあり、材料だけでなくホゲータのかえんほうしゃも取り入れることでリザードンの像を完成させる。
この周囲をよく見るという事が、バトルでも大事ということに気付くのがロイの今回のエピソードといった感じでした。とはいえ、元々ロイは割とそういう方向に気付ける子だった気がするので、どちらかというと成長への焦りによって視野が狭くなっていた点について少し落ち着くことができたというのが正しい気もします。
そんなロイとコルサとのバトルでは、ウソッキーが再び登場。以前のバトルではちょうはつでなかなかいい表情をしていたウソッキーでしたが、今回はみがわりを主軸にした戦い。
かえんほうしゃを連射される中でかいてしまった本人の汗が鍵となりみがわりを見破られ敗北となりました。
次回『ドットとぐるみん』
バトル相手は、ナンジャモというわけでもなさそうに見えましたが、ナンジャモとのバトル以外の試験内容となるのか、今回のネモとのバトルのように、試験とは関係ないエピソードなのか。
ぐるみんの姿ならカメラの前でも大丈夫ですが、ドット本人としてはどうなの?という点にも触れられそうです。
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