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さいくるびより 1話『いっしょにすまない?』感想 新連載週刊少年ジャンプ【2024年20号】

さいくるびより感想 エンタメ
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2024年5月13日配信開始、週刊少年ジャンプ2024年20号で連載開始、小林おむすけによる漫画『さいくるびより』の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。

週刊少年ジャンプ2024年24号
さいくるびよりが連載開始した週刊少年ジャンプ

さいくるびより

さいくるびより、というちょっと緩い感じのタイトル、さいくるからサイクリング、そして自転車乗り的なものを連想していた本作ですが、何やら超能力漫画だった様子。

母親の入院費を稼ぐために食事すらできない少女が、つい超能力で万引きをしてしまいその件がばれてしまう。しかし、その理由をしっかり話し、素直に謝ったことで許してもらえる。子供なんだから周りの人に頼りなさいというあたりは好きですが、何がとは言えませんがいまいちその解決にはしっくりこない感じもある。いまいちこの子に気持ちが乗らなかったので、もう少しこの子と母親周りのお話に尺を割いて、そのつらさを描いてもよかったのかなという気がします。

全体的に良い話、良い人が揃って優しい世界といった感じのお話ですが、いまいち心に残らないというか、何となく読み終わってしまった作品でした。ある意味それを狙った緩い日常的な作品なのかもしれませんが、そこまで好みではなかったです。

最後は、超能力者たちが集まる寮に一人の超能力者が新たに増えて終了といった感じで、ここからスタートといったお話。1話終盤では、ねむる達サイクルが住む寮の登場人物がちらちら姿を見せており、何やら彼らの能力について次回以降お話の主軸になるのかも。

そういえば、少し気になったのは須屋ねむるという主人公の名前。睡眠に関係したようなネーミングですが、その能力はサイズ変更とのこと。そういえば、なぜ頭にばけつを被っているのかというのもよくわからないまま。小さくなったときに隠れられるからなのかもしれませんが、いまいち能力や名前とのつながりもよくわからない。このあたりのちょっとちぐはぐな感じには何か理由があるのでしょうか。

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