2024年6月19日配信開始、週刊少年サンデー2024年29号にてスタートした名探偵コナン新シリーズ2話 『時限は零時』の感想・考察記事です。ネタバレもあるので注意してください。
FILE1127「時限は零時」
梓さん
前回攫われた梓さん、今回さらに2人の仲間が登場。通信手段として活躍していた探偵バッジですが、一回壊されてまだ無事となかなか頑丈。そこから、さらに念入りに破壊されているのにはちょっと笑ってしまいました。
前回は冷蔵庫を前に謎の肝の据わりっぷりを見せていた梓さんですが、流石にちょっとまいっている様子にてお話が進行。
3人の犯人候補のプロフィール
一人目のいちゃもんを付けた客については、料理の関係者なのか、よくわからないまま。レシピを渡した件に怒って誘拐したのではないかという話もちらっとされましたが、あまり意味はなさそう。何やらレシピを見た瞬間、表情が変わったのはやはりアレルギーでもあったんじゃないでしょうか。
二人目の客は、コーヒーだけを飲んでいた目つきの悪いおじさん。ストーカー呼ばわりされて散々ですが、この人は前回購入しに行ったハーブ入りの塩がカウンターの下にあることを知っている常連さんと判断されました。ただ、世良がカウンターの下?と疑問に思っていますが、客席側から見えないところを知っていることから、ポアロの関係者といった可能性があるのでしょうか。蘭姉ちゃんも知ってる気がするんだけどなぁという発言を見るに、その可能性は高そう。梓さんの肉親で、安室を見ていたのは彼氏なんじゃないかという警戒といったあたりがありそうかも。
3人目は、スプラッタァ2なるゲームの攻略本を発売する出版社の方の様子。梓さんからはそのパソコンの内容は見えないが、鏡に映ったモニターを見てしまったが故の前回の反応だったようです。今回の話を見ていると、今回の事件の誘拐はこの人が関係者なのかなという気がする。
ゲーム情報を漏らさないための誘拐?
前回の記事を書いた後に気付きましたが、生首は瓶の入り口よりも顔が明らかに大きいことから、おそらくフェイク。瓶の中に写真か何かを入れてあるのかも。そこから考えると、今回発見した指についても、同じくフェイクの可能性が高そう。
今回、世良と安室さんが写真に大きく反応をしていますが、これはおそらく鏡に映ったゲームタイトル『スプラッタァ2』に反応していると考えられます。直前の綱引き大会で彼女は軽いから誘わないという話があり、この軽いというのを口が軽いと勘違いされ大事な話を漏らされる危険性から誘拐に及んだのかも。二人はこの軽いという部分の話しから推測して、写真のガラスに映ったゲームのタイトルから誘拐現場にあった生首や、小指がスプラッタ系ゲームの模造品であることに気付いたといった感じか。
通信機器を念入りに破壊したのもそこから情報を漏らされることを警戒してといった理由だったのかも。まぁこれに関しては犯人がどうであれ壊されていそうですが。
ということで、梓さんが誘拐された理由については、このゲームに関する新情報を鏡越しに偶然見てしまった彼女が、口が軽いと勘違いされ、日付変更と同時に公開される情報を漏らさないために誘拐されたといった感じでか。ただ、スタンガンで気絶させて車で誘拐は、動機の割にやることがだいぶ過激すぎないかという気はします。
ただ、あまりにも猟奇殺人サイドの話がなく、こちら側で話がまとまりそうな気がするので、猟奇殺人犯とは、特にかかわりのない事件ということなのかもしれません。
最後のマッチ
コナン君はきちんと気絶していたようで、今回目を覚ます。マッチがあるじゃないという話は、南京錠の鍵穴にマッチの火薬を詰めて爆発させることで鍵を開けることができるようなので、それを狙っている様子。とはいえ、何やら電話にかかってくる反撃の機会をうかがうとのことで、安室さんと世良の活躍次第となりそうです。
くしゃみの件は今回特に触れられませんでしたが、次回解決に続く話の中で何か絡んでくるのでしょうか。
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