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アニメ 天穂のサクナヒメ6話『恨みの炎』 感想

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天穂のサクナヒメ6話恨みの炎感想 アニメ
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2024年夏より放送開始の作品、えーでるわいすにより制作されたゲーム『天穂のサクナヒメ』を原作とし、監督:吉原正行によるアニメ化作品『天穂のサクナヒメ』 6話『恨みの炎』のゲーム未プレイでの感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

6話『恨みの炎』

アシグモに絡んだエピソード

今回はアシグモの過去を中心としながら、初の米作りが成功といった感じのお話。

今回、サクナヒメが向かったのは火山。これまで一度サクナヒメは火山の探検へ行こうとしていましたが、その不気味な雰囲気から避けていたとのこと。今回、鬼たちも火山へ攻め込んでいるとのことでしたが、攻め込んだ先からアシグモ族の亡骸に倒されていたようです。普段は単に敵である鬼たちですが、火山での出来事を原因として、川に毒が流れてしまっていたりと、環境への影響も多い今回の事件、鬼からしても放っておくことはできなかったという事なのでしょうか。

火山で敵として登場するのは、アシグモ族の亡骸。今回登場したホムスビなる巨大な敵、何やらその体を構成する骨すらもアシグモ族の骨を使ったものとのことで、本体は体の中央にある紫色の玉のようなものの様子。

死者を操る亡霊のような存在に思えました。アシグモ族の亡骸である骨を操り戦わせる非常に厄介な相手で、サクナヒメもその力と亡者たちの前に一度は撤退せざる負えない状況に。しかし、実っていた米の収穫を乗り越え豊穣神としての力を増し、新たな技により討伐することに成功。紫の玉を割られたホムスビは、火山の中へと落ちていきました。

ただ、倒されるときには何やら人がどうのという言葉を恨むように口ずさんでいたのを見るに、このホムスビは、かつて人間との間に何かがあったことが示唆されているようです。この島に来た際には鬼しかいない様子でしたが、それ以前に人間が来ていたことがあったという事なのか。今後の話にも関わってきそうなお話でした。

今回のラストでは、アシグモ族たちに花を手向けるシーンも用意されており、アシグモの無念が晴らされることとなったようです。

米の収穫と仲間の絆

今回は、サクナヒメが力をつけるべく初の米の収穫から調理までが行われることに。秋口、天候が荒れやすい時期という話もあり、てっきり何かひと騒動あるのかと思っていましたが、そのあたりは割とあっさりと収穫まで成功。米の収穫、ただ収穫しきれば終わりというわけではなく、稲を割った竹に通して米を取り出す、籾から米を取り出す、最後にはついて玄米にするか、白米にするかの度合いを決めるなど、様々な作業を挟む必要があることがわかる。かつて、一度は逃げ出そうとした米作り、サクナヒメが1年かけて作った米ですが、ようやく形になるまでの苦労が報われる様はよいシーン。

米を炊き、よそうあたりは、流石にしくじられては困ると田右衛門の手には任せなかった辺りは少し笑ってしまう。今回も米を干すときに何やら壊してしまっていたりと、まだまだ細かい作業に当たらせるには不安が残るようです。

手っきり米作りは本作を通してやるのかと思っていましたが、ひとまず6話の時点で完了となったのはちょっと意外。本来は10年はかかるだろうと言われていた米作り、麓のアシグモ族の田んぼを使えることで量が増えたとのことでしたが、果たして目的を達するにはどの程度の期間が必要なのか。今回、一度米作りが成功したことを思うと、ここから数年時間が飛んだりなんてこともあるのでしょうか。

何やら火山での事件こそ解決したものの、まだまだ島の鬼については分からないことも多いまま。おそらく、中盤の山場を越え、次回からまた少し話が変わってくるのかも。

次回は何やらココロワ姫絡みのお話とのことで、彼女の心中が明らかになるのかもしれません。

天穂のサクナヒメ

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