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イチカバチカ 感想 週刊少年サンデー新連載【2024年40号】

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2024年8月28日配信開始、週刊少年サンデー2024年40号より新連載となった本間仁助によるイチカバチカ1話『一人の2人』の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。

週刊少年サンデー2024年40号
イチカバチカが連載開始した週刊少年サンデー。

イチカバチカ

夏の新連載第2弾ということで、新たにバスケ漫画がスタート。

絶対的なバスケプレイヤーである父から見限られた息子豆田八と、その父に期待される高校選手阿黒の二人がメインのキャラクター。立場としては正反対な二人ですが、ともにバスケに向き合う中で孤独を抱えており、その二人が出会う事で物語が始まるといった感じでなかなか先の展開が気になるラストとなりました。

苗字まで違う名を名乗らされ、父に監視されながらバスケを完全に禁止、さらにバスケ部のマネージャーをやらされるという、なかなかひどい境遇で、なんなら虐待で訴えたらどうにかなってしまいそうに思えるほど。

ただちょっと気になるのは、あくまで主人公は父の言葉を聞いているのではなく、その顔色を窺っているだけというあたり。この顔色をうかがう力こそが主人公のバスケの力となったようですが、父である白神から直接そのことを言われたわけではなく、基本的に能面で表情を描かれない父親、このあたりに何かあるのかなという気がします。

何よりバスケ部のマネージャーに置かせているというのは、単に自分の目の届くところでバスケをしないようにしたいだけなのか、はたまた何か理由があるのか。意外とバスケから遠ざけたがったのは、自分の名の下でバスケをすることが苦しそうな息子の事を思ってなんて可能性もあるのかも。とはいえ、現時点での息子の扱い方は最悪としか言えない状況ですし、この辺は少しばかり妄想を飛ばしすぎている気もします。

1話時点では二人の出会いといった感じで、ここからスタート。今回ラスト、パスのキャッチには失敗、ポールに衝突しまくりのドリブルなど、バスケの技術自体は拙いことは見えてくる主人公八。彼がいかにしてあの父親を納得させるのか、今後の展開が気になる所です。

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