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仮面ライダーガヴ 1話 おカシな仮面ライダー!? 感想・考察

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エンタメ
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2024年9月1日より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第6作目の作品『仮面ライダーガッチャード』1話『おカシな仮面ライダー!?』の感想・考察記事です。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

1話『おカシな仮面ライダー!?』

仮面ライダーガヴ

いよいよ始まった2024年の新ライダー『仮面ライダーガヴ』。1話でありながらもショウマのバックボーンに深く触れながら話を広げつつ、ショウマ自身が戦う理由を母親に絡めわかりやすく伝わり面白くまとまったお話となっていました。

何やら冒頭、いきなり謎の施設から逃げる主人公であるショウマ。上下左右がぐちゃぐちゃとなった空間でのアクションパートは異世界感がくっきりと出ており面白い。謎の扉に逃げ込んだショウマが飛び出したの地球のはるか上空。飛行機も飛ぶほどの高さか落下し、海に落ちたとはいえ大丈夫なのかと思っていました。しかし、そもそも異世界人であるショウマは素の時点で体の頑丈さが、地球の人間とはけた違いなようで、空からの落下が無事だったのもそういう理由がありそうです。しかし、そんなショウマでも生身ではグラニュートとの怪人と戦いは全く相手にならないほどの力の差が見て取れる。怪人と人間の圧倒的な力の差を感じさせるお話でした。

浜辺に打ち付けられたショウマ、そこで出会った少年に助けられ1話がスタート。最初こそ、不審者として警戒されていたショウマですが、車に引かれそうになった少年を助けたことで信用を得る。そこから、秘密基地へと案内、初めてのお菓子を食べ感銘を受ける。本作におけるマスコットキャラクターゴチゾウについては、何やらショウマがお菓子を食べるとお腹のベルトガヴから生まれてくるようで、ぽこぽこと出てくるシーンはなかなか衝撃的でちょっと驚く。しかも、後々のゴチゾウ登場シーンではその時生んだ以上にゴチゾウが出てきていた気がしましたが、彼らは自分たちだけでも増えるのか、はたまた元々地球にはショウマが来る以前から他のゴチゾウもいたのか、色々気になる所です。

そんな中、ヤミガシの材料として人を襲うグラニュートに少年が襲われる。母のために頑張る少年に共感したショウマ、眷属であるゴチゾウの力を得て仮面ライダーガヴに変身。戦闘中もゴチゾウを使って装甲を回復しているような演出が挟まったり、必殺技を撃った後、何やらゴチゾウが昇天しているっぽい演出が挟まったりと、眷属として生まれたゴチゾウは主のために命をささげているようにも見え、軽いノリで書いてますが結構やってることブラックな気もしてくる。

しかし、それでもゴチゾウの演出自体は非常にかわいい。たくさん集まって仮面ライダーガヴを応援していたり、何やら射出されて怪人にぶつかるも、効果はなく泣いてしまったり、いつの間にかいっぱい増えていたりと、どことなくミニオンズを思い起こさせる可愛さでした。

そんなグラニュートと仮面ライダーガヴとの戦い、直接助けてもらった少年以外からは、ガヴもまた怪物にしか見えない、というのは1話にしてなかなかつらい現実を叩きつけられたようにも見える。しかし、それを受け入れ人々を守るために戦うガヴという構図が、実にヒーローらしさを感じさせて良い展開でした。あくまで自分を怪物と認めて戦うショウマ。これからもその点は話の中で触れられそうですし、そこからどうショウマに対する認識が変わっていくのかというのも話の鍵になるのかもしれません。

グラニュートを倒したショウマは、手紙だけを残し少年の元から立ち去るというラスト、ゴチゾウに地球のバイクをコピーさせてそれにまたがり旅立ちというのも、ライダーっぽさが良い感じに出ており、なかなか寂しさを感じさせつつ新たなお話の始まりを予感させて良い展開でした。

とはいえ、最後の最後またしても行き倒れているショウマ。何やら女性に助けられプロローグ終了。いよいよ次回から本編スタートいった感じのラストとなりました。

変身アイテムを外して変身する怪人

今回見ていて気になったのは、ヤミガシを集めるグラニュート界の怪人の変身プロセス。ショウマと同じく、お腹の口ガヴから何かを抜き取り怪人の姿に変身していました。

お腹の口には、何やら機械制御の部品らしきものもちらっと見えており、異世界の科学技術が使われていることが伺える。ただ、仮面ライダーが変身する際には、ベルトにゴチゾウを取り付けて変身するのに対して、彼らは何かをベルトから抜き取って変身している。

このあたりを見ていると、彼らが使っている科学技術は、地球人の姿に偽装するためのもので、怪人の姿こそが本来のグラニュートの姿なのでは似ないかと思わせる演出で下。

ショウマの母

1話で一番気になった要素はショウマの母。今回分かった中では、ショウマの母は地球の事を知っており、更にグラニュートのお菓子は食べてはいけないとショウマを諭していた事。そして、今回ショウマが、地球のお菓子を知っていたのも、おそらく母が話で伝えていた様子。

ショウマは、普段の姿は怪人と比べれば弱く、グラニュート界のものなら皆お腹につけているガヴの色も赤く他と違うと指摘されていた当たりを考えると、グラニュート世界の人間と地球出身の母のハーフといった感じに思えてきます。

そんな中、今回のショウマの回想を見ていると、母親はヤミガシの材料として捕まってしまっているように見えました。成長したショウマの姿があった事を考えると、冒頭のショウマの逃走劇の直前の出来事だったのかもしれません。

今回の回想の流れから予想すると、地球人であるショウマの母が、何らかの理由でグラニュート界で子供を産んだのがショウタ。しかし、地球人を材料にし、何やら中毒性のありそうなヤミガシからショウマを遠ざけて育てる。ショウマが成長後、共に地球に逃げようとするも、その途中で敵に捕まり、ショウマは隙を見つけて逃げ出したといった感じでしょうか。

地球人らしき母がなぜグラニュート界にいたのか、ショウマが育つまでの間はどうやって暮らしていたのか、そして、父親は一体誰なのかと、色々と謎の多いショウマの母。ショウマの事を知る上で欠かせないエピソードとなっていきそうです。

DX変身ベルトガヴ

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