PR

島本和彦先生登場 爆上戦隊ブンブンジャー27話感想・考察『甘くない選択』

ブンブンジャー27話甘くない選択感想 エンタメ
当ブログは、アフィリエイトプログラムに参加して商品を紹介しており、著者に収益が発生することがあります。

2024年3月3日より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第48作目の作品『爆上戦隊ブンブンジャー』。監督:中澤祥次郎、プロデューサー:久慈麗人による作品。様々な惑星を襲う『ハシリヤン』と、気分ブンブンで爆上るヒーローとの戦いを描く。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

27話感想『 甘くない選択』

玄蕃の過去

前回ラスト新たに襲来したハシリヤン、再建隊長ディスレースに飛び交った玄蕃さんからの続き。ディスレースへととびかかる際には異常な跳躍を見せていた玄蕃さんですが、今回改めて彼もまた宇宙人であることが語られる。怒りに身を任せ戦う中で、瞳が細くなるあたりで猫っぽいなと思ったところ、猫のような耳も生え本来の姿はまさに猫の形質を盛った宇宙人といった感じ。

大也にすら秘密にしていた本来の姿を見られてしまった玄蕃さんですが、そのまま姿を隠すといったことはせず、きちんと事情を話す。彼の本名はゲンバード・デ・リバリー二世とのことで、宇宙通販を手掛けていた宇宙人の跡取りだったようです。この話を聞いた瞬間、前にサンシーターがハシリヤン通販を使っていたなーと頭に浮かびましたがが、まさにその通販の大本となっていたのが、彼の星が手掛けていた通販だった様子。ハシリヤンによる侵略により父は、無実の罪で投獄、そのままハシリヤンの物として作り変えられていたのがハシリヤン通販だったようです。

大也との初めての出会いは、まさに地球人に逃げてきた直後のお話でしょうか。車が故障していた大也に対して、初のお困りの様だねぇと、パーツをお届けしたことがきっかけ。玄蕃自身が、これまでもお困りの様だねぇと物を届けに来ていたのも、この元の星で手掛けていた仕事の名残だった様子。これまで、届けてきたモノについても、彼の宇宙船からパーツを取り外し作ったものだという事が明かされました。

再建隊長 ディスレース

今回登場となった再建隊長ディスレース。見た目に反して、どちらかというとインテリといった感じのキャラクターをしており、能力も念力のようなもので周囲の物体を動かす力といった感じ。

キャノンボーグと異なるのは、自ら前に出て姿を見せている事、今回我を失った玄蕃や先斗からの攻撃を受けてもピンピンしていましたが、そもそも念力で攻撃が当たらないように立ち回っているように見えました。

今のところは部下であるサンシータ―に対しても寛容。むしろ、地球への第一歩を踏み込んだことをリスペクトしているといった発言をしていますが、それはそれとして難しい話は分からないだろと話を逸らしたりもしており、本心では何を考えているのかはまだまだわからなそうです。

今はほぼ無敵にも思える念力持ち、作戦も準備段階とこれからという事もあり余裕を保っていますが、この余裕がはがれたあたりで、彼の本性が見られるかもしれません。

そういえば、前回彼が奪った荷物については、奪われたない父さんからすれば既に織り込み済みで奪われていた様子。ISA上層部と内藤さんは独自にハシリヤンに対抗する術も準備中の様で、既に3体のブンブンキラーロボを製造して対抗の準備を進めているようです。ISA上層部がハシリヤンと繋がっていた件は、この辺りとも絡んでいそうですが、果たして本当にあれで対抗しきれるのかはちょっと疑問。もしかすると、そもそも彼らの動きもディスレースの計画の内なんて可能性もあるのかもしれません。

島本和彦先生登場

今回の絨毯の苦魔獣、何やらサイン会場へ襲撃していましたが、そのサイン会の主が島本和彦先生。まさかの本人役での登場し、絨毯に巻き取られたり、イターシャに踏みつけられたり、ヤルちゃんにつつかれたり、散々な目にあっていました。

この島本和彦先生は、ハシリヤンのデザインを担当しているようで、その流れからの登場という事なのかもしれません。例の野球回のシナリオなんかも、この人の漫画の雰囲気を感じられる流れだったりましたね。

全体的にひどい目にあっていた島本和彦先生ですが、何やらとても楽しそうに見えたのは気のせいではないのかもしれません。

玄蕃との別れ

ディスレースとの因縁が語られた玄蕃でしたが、ブンブンに対しては君と僕は違うという言葉を残していたり、未来の共に星を取り戻そうという言葉を嬉しそうに聞きながらも、それじゃダメと一人で呟いていたりと不穏な雰囲気を残す。

共に絨毯苦魔獣を撃退した後に待っていたのは、彼との別れ。彼自身が復讐に捕らわれていることを理由に、それに君たちを巻き込めないと自らブンブンジャーを離れることを決意する。

皆は止めようとし、大也も思うところはありそうでしたが、自分のハンドルは自分で握るという言葉を返され、大也も何も言う事ができない。これまでの本作のキャラクター達が大事にしてきた言葉を、訣別のシーンで使うというのは、玄蕃の覚悟の大きさを思わせるようでした。

一人ディスレースへの復讐に動き出す玄蕃。しかし、それでも皆は納得できているわけではなく、ここから玄蕃に対してどのように動いていくのか気になるラストとなりました。

次回28話 光を振り切って

もう連絡してくるな、と冷たく振り払う玄蕃の声が響く予告。それでも、錠の玄蕃さんの変わりはできない。玄蕃さんの分まで戦います。とマスクを外して戦う姿も見られる。玄蕃さんの心を動かすお話となっていきそうです。

何やらマッドレックスの犬が姿を見せており、マッドレックス再登場となりそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました