2024年9月4日配信開始、週刊少年サンデー2024年41号で連載された龍と苺206話『ぶつかり合い』の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
ぶつかり合い
今回は、三段リーグでの戦いがクライマックスを迎え、いよいよ棋士になるメンバーが決まる一曲がスタートとなりました。
その裏では、100年後の時代の背景描写もちらっと描かれ、既にベーシックインカムを達成生きるだけならば働く必要すらなくなっている社会であることが語られる。そんな時代でも、将棋を目指すのは
河下さんも苺ちゃんが来ているのではないかと様子を見に来ていましたが、何やら100年前の苺ちゃんも生前よく三段リーグの試合を見に来ていたという話がちらっと語られました。このあたりは、河下先生が苺ちゃんの大ファンであるが故にそんなことまで知っていたのかもしれません。
そんな周囲のドタバタの中ついにミクの戦いに決着がつき、ミクが勝利を達成。あくまでこれだけで棋士になることが決まったわけではないですが、嬉しい展開となりました。苺ちゃんに話を聞いていたひいお爺さんにあたる山野辺の件が、際どいところでの気持ちの後押してくれたというのもよい展開。
ミクがプロになるのは、岳太が大に勝ち、蘭々が負ける必要があり、ここまでの試合の雰囲気を見ているとその条件は満たされる流れになっている気がしますが、果たしてここからどうなるでしょうか。
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