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マッドレックスの記憶は戻るのか? 爆上戦隊ブンブンジャー30話感想・考察『暴走は俺の物』

ブンブンジャー30話暴走は俺の物感想 エンタメ
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2024年3月3日より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第48作目の作品『爆上戦隊ブンブンジャー』。監督:中澤祥次郎、プロデューサー:久慈麗人による作品。様々な惑星を襲う『ハシリヤン』と、気分ブンブンで爆上るヒーローとの戦いを描く。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

30話感想『暴走は俺の物』

マッドレックス

記憶を消されてしまったマッドレックスでしたが、前回ちらりと見えた記憶が戻る兆候を信じ頑張るサンシータ―がメインとなったお話。

昔のサンシータ―達は、何をやってもうまくいかずもはやおしまいといったところまで落ちぶれていたところをマッドレックスに拾ってもらったというのが彼らの出会い。

それゆえに、マッドレックスに対しては思い入れが強く、記憶を消されディスレースの好きに使われているというのが許せず、記憶を戻すためにサンシータ―が奔走していました。

いつもはいい加減な彼らですが、今回はその行動から本気具合が伺える。マッドレックスとの因縁が深いブンレッドを呼び出しマッドレックスと戦わせ、その戦いを邪魔する他のメンバーを自分たちで足止めするという頑張り具合。

まさかの、ブンブンカーポリスを奪う事で、ブンブンキラーロボポリスへの合体まで成し遂げ、なかなかの粘りを見せていました。最後は、ブンブンジャーロボナイトとの戦いに負けましたが、いつものような軽いノリの無傷での脱出ではなく、きちんと大けがを負っていたというのも、最後の最後まで抵抗しようとした証といった感じで、いつもとはやる気が違ったことを感じさせます。

ブンレッドとの戦いでは記憶が戻らなかったマッドレックスでしたが、今回ラストに姿を見せたブンブンジャーロボナイトを見たことで、かつての敗北を思い出し記憶を取り戻した様子。

ディスレースの前ではまだ記憶を失ったふりをしているようですが、ブンレッドに対してブーンレッドとかつての呼び方をしていたり、サンシータ―達に気付かれなかったものの合図を送っていたりと、何かをしようとしている様子。果たしてどのタイミングで記憶が戻ったことを生かしてくるのか、今後の展開が気になる所です。

そういえば、ヤルカーは、ギャーソリンを集められるという妙な特性を持っていたり、性格が変わったりと何か特殊な出自でもあるのかと思っていましたが、当時からずっとサンシータ―3人組でつるんでいたようです。その出会いまでは流石に今回語られませんでしたが、まだ何かあるのかはちょっと気になる所でした。

そして、ディスレースが何やらブンブンの情報を集めているというのも少し気になるポイント。まだ彼にも何か隠している事情があるのでしょうか。

玄蕃と先斗

仲間たちから水から離れていった玄蕃ですが、今回大也と、マッドレックスの戦いを影から見守っているシーンにて登場。記憶を失ったらしいマッドレックスに本気を出せていない大也の様子を見てハラハラしていましたが、その様子を見ていると、やはり仲間から離れたこと自体が相当無理をしているんだなと思わせるシーンでした。

マッドレックスとの戦いに参戦しようとしたところを、先斗に妨害され結局は何もできずに下がっていくことになりましたが、その離れ際に先斗の言った「意地はってしょうがねぇよなぁ。」という言葉は、まさに今の玄蕃さんを一番よく理解しているもののように思える。

自分の故郷の仇の相手、自分一人でやらなければいけない、そういいながらも仲間の事は常に心配という自分の本心を隠しきれなくなりつつある玄蕃さん。大也にしても、以前それを認めるとは言っていたものの、やはりどこか素直になりきれてないところも感じる。

細かいことは考えてていなさそうであっても、しっかり周りを見ている先斗の言葉が、二人を動かす時が来るのかもしれないと思わせるお話でした。

次回31話 華麗なる挑戦

ここのところシリアス目な話が続いていましたが、次回は何やらカレー回とのこと。また料理屋を作る作戦を実施するハシリヤンに対して、カレーには一家言ありそうなブンブンが怒りを見せる。

裏でマッドレックスと、玄蕃さんが接近しているらしきシーンもあり、マッドレックスの狙いも明らかになるのかも。

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