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明かされるキンガーの妻との過去 アメイジングデジタルサーカス 3話 The Mystery Of Mildenhall Manor 感想・考察【TADC】

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アメージングデジタルサーカス アニメ
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GLITCH Productionsによる、デジタル作品THE AMAZING DIGITAL CIRCUS:(アメイジングデジタルサーカス)の3話『The Mystery Of Mildenhall Manor』 が2024年10月5日にYoutubeで公開されました。この記事は、3話を視聴した感想・考察記事となります。本編のネタバレも含まれますので注意してください。

THE AMAZING DIGITAL CIRCUS – Ep 3: The Mystery Of Mildenhall Manor

Ep3 The Mystery Of Mildenhall Manor 感想

予告の時点からホラーテイストなお話になるのはわかっていましたが、いざ見てみると想像以上にホラーな雰囲気全開でびっくりするジャンプスケア的な演出もあり。子供に見せられない、といった感じの話が配信前に上がっていましたが、納得なお話でした。

今回は、何やらミルデンホール邸なる建物に込められた謎を解き明かすという冒険がケインにより用意される。冒険を拒否するズーフル以外のメンバーが参加することになり、今回はその中でもキンガーに焦点が当たるお話となりました。

屋敷に入るも、驚きのあまり目が飛び出し戻らなくなるポムニは、もはやその時点で軽くホラーな絵面でしたが、キンガーに引かれて飛び込んでしまった怖い方のアトラクションではそれ以上のホラーが待ち受ける。まず、部屋にかけられている装飾品は、何やらポムニ達の姿を模したようなものが並んでいるのがなかなか悪趣味。そこに加えて、置かれていた不気味な白い顔。

何やら流れてくるテープの音声には、目を離すなという警告。しかし、既にそこは違う部屋で、その警告の意味はない。

真っ暗な闇の中、キンガーとポムニ、二人の目だけが浮かぶちょっとコミカルなシーンの果てに、いきなり真っ白な顔が登場する流れは落差も交えてかなり怖い。加えてエレベーターで逃げた先には、明らかに画風の違う銃を握る死体。怪物を恐れるあまり、自らが家族を殺してしまったというミルデンホールさんの悲しい末路がそこにありました。

それで終わるわけもなく、白い顔に加え、首なしの怪物が襲撃。銃で倒すものの、そもそもこの状況が、先に怪物を銃で撃って地獄に落ちたミルデンホールらしき人物の罠であったことまで明かされて、てんやわんやの展開となりました。

とはいえ、あくまでこれもすべてケインが用意した冒険の一環。きちんと脱出する方法は用意されており、テープに残されていた地獄で息を吸えばという言葉をヒントにして脱出に成功。

そんな悲惨なポムニ達の冒険の裏で、ラガタ達は安全ルートを選んだようで、ミルデンホールの奥さんの幽霊と共にお茶を飲んで語らっている面々との差が凄まじい。今回のジャックスは、ラガタ達に完全に縛られ何もできずに連れまわされていた様子だったのにはちょっと笑ってしまう。余計な事をしないように拘束されていたようですが、何かしでかしたのか、何かしようとしたから縛られていたのか、ちょっと気になるところです。

二人の冒険、最後は息を止め進むことになりましたが、冒頭に語られた息を止める際の各々のリアクションの話が、終盤のキンガーが明かりを照らす流れに繋がっていたのは、なかなか丁寧な流れでした。

キンガーの過去

いつもは狂っているキンガーですが、今回ポムニと共に屋敷の探検をする間は、正気に戻りポムニに多くの事を語る。

一つ分かったのは、やはりキンガーには奥さんが一緒にいたようで、既に抽象化してしまっているという事。1話でポムニが部屋に案内される際に、入り口にキンガーの色違いのキャラクターが描かれていた部屋がありましたが、やはりあれがキンガーの奥さんだったようです。

奥さんとの別れが、キンガーが狂ってしまった原因でもあるようで、闇の中にいると奥さんとの別れの瞬間に記憶が戻ってしまうとのこと。それだけ、彼女との別れが暗く心に残ってしまっているようです。

とはいえ、今回のキンガーポムニに他人が必要であると、感謝の気持ちを伝えることの大切さを伝える。キンガーは結局この冒険の事も忘れてしまいましたが、それでもポムニが最後ラガタにキンガーの教えを実践し感謝を伝える流れはよい展開でした。ここまで碌なことがなかったポムニ、今回キンガーと深く関係した際には、何か最後にろくでもない展開が来るのかと戦々恐々としながら終盤を見つめていましたが、本当にキンガーに触れることができたのは、彼女にとっても大事なものが一つ増えるお話となったようです。

そんなキンガー、今回何やらプログラムを4カ月も学んでなどと話をチラッとしていまいたが、これは彼がアメイジングデジタルサーカスに連れ込まれる前の話だったのかもしれません。

ズーフルとケイン

今回は冒険に行かなかったズーフル、そんな彼女がなぜ冒険に行かないのかをケインはセラピールームで問い詰める。

最終的には、ケインのセラピーのようになってしまっていましたが、やはりケイン自体がかなり不安定なメンタルを抱えた存在の様子。彼の存在意義は、皆に冒険を提供することらしいですが、今回ズーフルにその冒険を皆が必要していないという否定された際には、何やら世界全てがバグで壊れるかのような演出が挟まれる。

彼自身が世界の管理を行っているがゆえに、彼の崩壊はサーカスの崩壊も意味しているようでした。

今だ謎多きこのサーカスの世界、ケインの存在自体がこのサーカスの存続とも関係しているようで、冒険はどうあってもこなさなければならないものとなりそうです。

コメント

  1. 匿名 より:

    プログラムを学んでいた期間は日本語では4年、何故か英語では7年と言っていました
    なんで言語によって年数まで変わっちゃったの?

    • 又三郎 又三郎 より:

      流石に言語ごとに意味を変えてなんてことはなさそうですし、翻訳の段階でちょっとミスでもあったのしれませんね。

      • バナナゴルゴンゾーラ より:

        わたしはかなり曖昧な情報ですけど日本と海外では歳と階級がずれるらしいのでそのせいで、7年から4年になってしまったのではないかと考えています。
        例えばカナダだと、10歳でもう海外では中学生の教材扱っているらしいので、それではないでしょうか?

        • 又三郎 又三郎 より:

          確かに学校に絡む制度の地域差が反映されてる可能性はあるかもしれませんね。
          多国語だといろんな面で配慮された翻訳がされているならそれはそれで面白そうです。

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