Twitchコミュニティガイドライン更新
ゲーム動画などの配信サービスTwitchのサポートXアカウントTwitchSupportにて、2024年10月8日に、コミュニティ ガイドライン内の追加の説明と例を記載した施行メモの導入が告知されました。
Twitchでは、配信におけるガイドラインを用意しており、様々なルールが説明されていますが、より具体的な例の記述が増えたようです。
Today, we’re introducing Enforcement Notes – additional clarifications and examples within the Community Guidelines designed to make our rules easier to follow.
— Twitch Support (@TwitchSupport) October 7, 2024
Going forward, we’ll use Enforcement Notes to outline how our rules apply to trends we see on Twitch. If a new “meta”… pic.twitter.com/Th7PnWZZkL
未成年者等の配信に関わる点
https://safety.twitch.tv/s/article/Community-Guidelines?language=ja
- 子供のような外見の架空のアニメキャラクター(ロリコン/ショタコン)を性的な構成で描写することは、いかなる種類であれ許可されていません。これはVTuberや、子供のような外見のアバターがアップロードされるVRChatなどのゲーム内に適用されます。アバターのストリーマーやオペレーターが18歳以上であっても同様です。
- 未成年に関連するいかなる性的なユーモアがあった場合も、該当するアカウントに対し直ちに措置が取られます。
- Twitchのどこかに13歳未満であることを記載すると、それがユーモアを意図した場合であっても、適用される法令に従って、該当するアカウントは永久に無効化されます。
- 禁止される例:「ははは、ちなみに僕は12歳だよ」または「11歳だから、パパのアカウントを使ってるよ」とチャットに入力する。
子供のような外見の架空のキャラクターを性的な構成で描写することは許可されないとのことで、Vtuberや、VRChatなどのゲームでも注意が必要です。
また13歳未満であることを記載すると冗談であっても永久に無効化されるという記述が増えており、年齢の記述をする際には注意が必要。配信者のみではなく、チャットの投稿内容もこちらの注意に該当するようなので、視聴者のコメント入力時にも注意が必要となりそうです。
自滅的行為
https://safety.twitch.tv/s/article/Community-Guidelines?language=ja
- 金銭的利益(サブスク、ビッツ、チップなど)のため、危害を及ぼす可能性のある行為を行うことは許可されていません。
- 禁止される例:サブスクのためにショット飲みをすること、または一定量のビッツのために「シナモンチャレンジ」をする。
- 飲酒目標をかかげる配信は、過度の飲酒ではない、危害を及ぼすと合理的に予想されない場合に限り許可されています。
- 許可される例:「サブスクライバー100人を達成したら、このプロセッコのボトルを開ける」または「今夜、新規のサブスク50人を達成したら、飲酒配信する」
- 禁止される例:「サブスクライバー300人を達成したら、このウォッカのボトルを飲み干す」または「100ビッツ達成するごとにショット飲みする」
金銭的目的のために、危害を及ぼす行動に関しても具体的に記述。特に、飲酒目標等の、ビッツやサブスクに絡んだ挑戦などは注意が必要となりそうです。
差別用語
https://safety.twitch.tv/s/article/Community-Guidelines?language=ja
- 当社は、報告されたユーザーが保護対象グループに属しているかどうかを考慮し、違反行為があったかどうかを判断します。
- 状況を考慮してペナルティ措置を取るかどうかを判断します。ポジティブに冗談めかして、自虐的に使われる言葉は、他のユーザーを対象として使われる言葉とは異なって判断される場合があります。
- いかなる状況であっても、人種差別的な表現は許可されません。
- 文脈の中で差別用語を非難することは許可されています。
- 許可される例:自分自身に対して差別用語が使われた、または耳にした経験について話すこと。「スーパーマーケットで誰かが[差別用語]を叫ぶのを聞いた」または「職場で同僚から[差別用語]で呼ばれた」など。
人種差別的な表現はいかなる状況であっても許可されていませんが、会話の文脈の中で出てしまったような例については仕方ないと判断される場合もあり、状況を考慮して判断されるケースもあるようです。
この他にも、性的なコンテンツや、配信者の服装に絡む項目についても触れられています。VtuberやVRChatなどの配信にも適用されるものとなっているため、確認が必要となりそうです。
Twitch コミュニティガイドライン
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