630日経つとパルプンテ
2024年10月21日に配信された週刊少年ジャンプ2024年47号で掲載のHUNTER×HUNTER(ハンターハンター)第403話『成果』にて、第3王子のチョウライが、自身の念獣が生み出すコインの能力を考察する中で気になる一言を発言。
それは、「630日経つとパルプンテが使えるな」という一言。
チョウライの護衛達はその言葉の意味が解らず、チョウライ自身も「独り言だ気にするな」と流していましたが、その意味が気になったので調べてみました。
パルプンテとは?
そもそもパルプンテとは、スクウェア・エニックスが発売するゲーム、ドラゴンクエストシリーズに登場する呪文。発動すると、何も起きなかったり、全員を眠らせてしまったり、大きなダメージを与えたりと、何が起きるかわからない不可思議な呪文となっています。
なぜ、630日経つとパルプンテ?
まずこの「630日経つとパルプンテ?」というセリフが登場したのは、チョウライが自分の能力を考察する流れの一幕。
チョウライの念獣はコインを生み出す能力を持っており、最初1が刻まれていたコインが10日後に10へと模様が変化。それを見た護衛の一人は、10日ごとに1桁ずつ上がっていくのではないか?という考察から、チョウライが発したのが「630日経つとパルプンテ?」という言葉でした。
10日で一桁であるならば、現在10のコインは、630日経つと桁が63個上がることになる。数字で書くと0が64個並んだ『10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000』となります。
そして、この10の64乗となる非常に大きい数字の単位は、1不可思議。
この不可思議という単位からドラクエの呪文のパルプンテを連想して呟いたのが、「630日経つとパルプンテ?」という言葉という可能性が高そうです。
果たしてコインの意味は?
本編が進む中で、チョウライはずっと自身の能力と、生み出すコインについて悩み続けている現状。今回のパルプンテという発言自体は、直接能力と絡んだ発言というわけではないようですが、果たしてこのコインにどんな意味があるのか。クラピカにまで助言を求めてその答えを求めていますが、なかなか気になる要素となっていました。
そんな、『パルプンテ』の発言のあった次のエピソード404話では、チョウライの能力に絡み『不可思議』の桁に達することが能力発動の条件という可能性をクラピカが示唆し、きっちりと拾われることになりました。
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