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ラガタはなぜおかしかったのか? アメイジング・デジタル・サーカス エピソード4:ファストフード仮面舞踏会 感想・考察【TADC】

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アメイジングデジタルサーカス4話 アニメ
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GLITCH Productionsによる、デジタル作品THE AMAZING DIGITAL CIRCUS:(アメイジングデジタルサーカス)の4話『ファストフード仮面舞踏会』 が2024年12月14日にYoutubeで公開されました。この記事は3話を視聴した感想・考察記事となります。本編のネタバレも含まれますので注意してください。

アメイジング・デジタル・サーカス エピソード4:ファストフード仮面舞踏会

エピソード4:ファストフード仮面舞踏会 感想

ファストフード店

今回は仮面をかぶったキャラクターガングル―に焦点があたり、今回はズーフルから笑顔の仮面を貰ったガングル―がファストフード店のシフトマネージャーとして頑張るお話。

今回の冒険、最初にケインが提案したものはホラー。しかし、前回のエピソードでの冒険の件もありポムニが拒否。今回初めてみんなの提案ボックスの内容を採用することに。その中の一つが、ファストフード店「Spudsy’s」で働くとのことで採用となりました。基本的に冒険には乗り気じゃないズーフル、今回も参加を見送ろうとしますが、今回はキンガーが参加を辞退とのことでほぼ強制的に参加することに。

今回ズーフルは、ケインを抑えているのは私たちを好きという理由だけ、だから刺激したくないと気になる発言があり。今回のラストでも、皆に低評価を与えたあとバグったような挙動をしていたケインですが、少しずつおかしくなり、今後皆の脅威となるなんてこともあるのかもしれません。

仮面の意味

メンバーが決まり、いよいよファストフード店での仕事がスタート。当然ジャックスは真面目には取り組まない。しかし、勤務態度が悪ければお仕置きとのことで強制的に取り組まされることに。更にはラガタの様子もおかしくなり、その責任はマネージャーであるガングル―にプレッシャーを与える。喜劇の仮面をつけ、いつもとは違うハイテンションで冒険に取り組むガングル―でしたが、次第にひび割れるような音共に限界を迎えていく。

夜になりポムニの指摘した通り、表に見える仮面はその本心ではなく、心の奥はいつものガングル―。それでも、笑顔で頑張ろうとする中で心に負荷がかかり続け、最後の最後その喜びの仮面からの解放のあまりトラックに引かれてしまうという、なかなか悲劇的な話。

今回の話は、誰しも外に出るうえで本心を出さないように仮面をつけているけれど、それも限度を超えれば壊れてしまうという事を表していたのかもしれません。

そういえば、今回ガングル―はジャックスを指導するビデオの中で、漫画かになる夢なんて見ていられないといった具体的な警告をしていました。今回ラストの絵を描いていたガングル―の姿を見ていると、もしかすると、この漫画家という夢はガングル―自身の物だったのかなという気がしてくる。サーカスに来る前のガングル―は、かつて漫画家になるという夢を否定されたことがあったのかもしれません。

記憶が消えているNPC

今回のエピソードでは、以前登場したNPC達が多数登場。ポムニが来る前に遭遇していたらしいオーブマンや、凶悪なNPCだったグローインク。しかし、そのすべてに共通しているのは、今回のNPCはあくまでファストフード店の客としてのNPCという設定の下動いているという所。以前遭遇したNPCとは全くの別人になってしまっている。

そして、今回ポムニを苦しめたのは、ガングミーの再登場。当然、彼もポムニの事を知らない、全く別のNPCとして姿だけが同じ。ポムニはガングミーを見つけた際には、自分を覚えていないか積極的に接していきますが、当然それは無駄。ガングミーのエピソードの時点でわかってはいた話ですが、やはり諦めきれない気持ちというものが伝わってきました。

ガングミーに関しては、本当にこれでおしまいなのか。ここから先、覚えているNPCが出てくるんじゃないかとちょっと思ってしまうお話でした。

ラガタに何があった?

今回のラガタは目にソースが入った直後に不気味なガングル―の姿が見えて以来何やら調子がおかしくなってしまっている。てっきり、今回の冒険の間だけかと思いきや、戻った後も椅子にひっくり返るように座っておりやはり不調は続いている様子。

いつもは明るい調子で皆を助けている彼女ですが、今回は何に対しても気持ちが乗らないといった感じ。ポムニがガングミーを調べている際には、私たちよりが大事とちょっと重い発言もしている。とはいえ、これはもしかすると彼女の本心なのかもと思わせてくる部分もあり、ある意味彼女もまた、普段の頼れるお姉さん的な仮面を外していたということなのかも。

そういえば、今回のハンバーガーのソースは、NPCからStupid Source(バカのソース) と呼ばれていました。もしかすると、このソースが目に入ってしまったことが原因で、本心のまま動いていたなんて可能性もあるのかもしれません。

そんな調子の悪そうなラガタですが、結局その理由ははっきりとせず、更には冒険後も最後までそのままになっていた様子で、EP5までに戻っているのかも定かではない。このあたりから考えると、次回のエピソードはこの件に絡んでラガタに焦点が当たるなんてこともあるのかもしれません。

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