2025年1月22日配信開始、週刊少年サンデー2025年8号で連載された龍と苺224話『神様と喧嘩』の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
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神様と喧嘩
AIとの対局スタート
いよいよ始まったAIとの対局。竜王戦に出場するAIロボット側にも条件があり、両手があり駒をさせること、性zガアできること、声を出してありがとうございましたが言えること、チップのサイズなどがありますが、おそらく一番重要なのは外部データとのやりとりができない事。
そもそも、これができてしまえばクラウド上のコンピュータと通信ができてしまいリソースも無制限ではなくなってしまうが故の処置といった感じでしょうか。
イケダ社のムサシと呼ばれる相手に、100年後の時代ではすたれた角換わりで勝負を挑む苺ちゃん。ひとまずAIの診断は50:50と五分五分の勝負となっていますが、そもそもこの時点で五分五分の勝負に持ち込めるというだけでも既に十分力を発揮しているようです。
果たしてどのように勝つのか?
AI相手に今は使われていない戦い方をすることで、五分五分の状況を作り出している苺ちゃんですが、果たしてここからどうやって勝利につなげていくのかというのは気になる所。
今回の話の中では、AI相手に話しかけることで相手の行動が変化するのかを確かめていたりと、これまで通り勝つためであれば単なる将棋以上の番外戦術すらも仕掛ける気は満々。
AI側の反応は冷めたものとなっていますが、どことなく最後の神に挑むようなものという話ぶりは何かいらだちのようなものが感じられるように見えるのが面白い。
今のところ五分五部の勝負をできているところを見るに、もしかすると、一戦目は実力勝ちなんてこともあるのかもしれませんが、最後のページでは一筋汗が伝っているのも見え、やはりギリギリの戦いをしている様子。中盤を迎えた次回、大きく試合の流れが動き出しそうです。
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