2025年3月3日に配信、週刊少年ジャンプ2025年14号で掲載されたOnePiece(ワンピース)最新第1141話『歳上の女』の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。
第1141話 歳上の女 感想
週刊少年ジャンプ2025年14号
ワンピース 1141話『歳上の女』が掲載された週刊少年ジャンプ。
歳上の女
今回のサブタイトルにもなっている『歳上の女』という言葉。前回のスコッパーギャバンとリプリーとの関係を最初に思い浮かべ、このあたりの話が掘られるのかと思って見ていましたが、この言葉が拾われたのはまさかの山ひげのヤルルの口から。酔っぱらったウソップの口から語られタイプの相手という言葉に対する質問の答えでした。
今回の話の中では、歳上の女に絡むような話はなく、どうやらわざわざこの発言をサブタイトルとしたことに何らかの意図を感じてしまう。
そもそも、ヤルルは現在408歳という事で、この人を超える歳上の女は果たしてそもそもいなさそう。そうなってくると、ヤルルが若い頃に愛した女性が歳上で、今なおその女性を愛しているといった事なのかもしれません。
エルバフでの物語は、ロキの先王ハラルド殺しを中心に話が広がっていきそうですが、今回の子の描写を見ていると、それよりもはるか以前に生まれていた世代であるヤルル達が若い世代もすらも何か絡んでくるのかもしれません。
ハウゲンとエルバフの弱点
宝樹アダムの観光に向かったフランキーが話を聞く中で、枝が切り落とされた場所を発見する。何やら話を聞く中で、かつて雷により枝が燃えたことでその先に会ったハウゲンという村ごと枝が切り落とされたことが語られる。
丈夫なアダムといえど、古くなれば炎と雷という弱点からは逃れられないことが語られましたが、このエルバフの弱点は、今後の話に絡んでくるのかもしれません。
炎と雷という要素を聞くと、最初に思い浮かぶのはビッグマム。エルバフとの関りも深い彼女ですが、今のところはエルバフに絡んでくるのかというとその気配は一切なく、そもそも生きているのかすら不明。
また、今回の話のラストでは、解放されたロキが『鉄雷』というハンマーを手に持ったシーンで終わっており、このハンマーが雷を巻き起こすなんてこともあるのかも。ロキが巨大な雷を起こせるような力を持っているとするなら、これがエルバフを滅ぼしうる力として呼ばれていたというのもわかるのかもしれません。
もう一つ何かあるとすれば、前回登場した『ソマーズ聖』と『キリンガム聖』のうち麒麟の力を扱いそうなキリンガム聖にも絡んでいそう。麒麟と言えば炎や雷に絡んだ力を持っていそうな能力。シャムロックの言うゲームに絡んで炎と雷でエルバフに何かを仕掛けてくるなんてこともあるのかもしれません。
解放されるロキ
縛られたままシャムロックたちにぼこぼこにされていたロキの元に鍵を盛ったルフィが到着。傷ついたロキを解放するかどうかで、ゾロとルフィが言い合いになる。とはいえ、そのボロボロの様子が嘘ではないことを殴って判断したゾロにより、足枷を一つ残してロキを解放することを許可。それを止めにハイルディンたちがくるも、ロキは立ち上がり傍らにあった『鉄雷(ラグニル)』と呼ばれるハンマーを手にする。
ハイルディンからは、ロキはガキの頃から知っており、聞こえのいいことを言ったとしたらそれは計略だとハイルディンに言われており、果たして幼い頃から何をしていたのかは気になる所
幼い頃そういう人物だったことは間違いなさそうなロキ。しかし、たとえそうだとしても、そんな自分から変わろうとした中、ハラルドの件が起きたなんてこともありそうで、まだまだロキについては謎が多い。とはいえ、今回ゾロにやられた際には、解放されるために気絶したフリをしたようにも思え、色々と計略家というのは嘘ではなさそうです。
また、このロキに対する聞こえのいいことを言ってもそれは計略というのは、ある意味嘘つきとも捉えることができ、今回がエルバフ編という事を考えると、何かしらウソップにも大きな活躍がありそう。このあたりを考えると、このあとロキとウソップに絡んだ話が展開されるなんてこともあるのかもしれません。
そういえば、今回ハイルディンたちがロキの元に来るきっかけとなったロードが、ちらっと何やら赤髪たちにそっくりな海賊が云々とシャムロックの件を知っているような事を考えていたのは気になる所。
ロードが来たのは、ルフィたちと同時という事でタイミング的には、シャムロックの姿は見ていないはずですが、これに関しては番兵たちから話を聞いたという事なのでか。そうなると、ルフィたちもこの件は知っているという事になりそうですが、ロード、ナミと、ルフィ、ゾロはロキの元に向かう段階で別れていたようなので、別れた後話を聞いたという可能性もありそうです。
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