ゴジュウジャー 8話『聖邪揺らめく、指輪の狩人』 感想考察 ガリュードはなぜ教授を攫った？【ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー】

2025年2月16日より放送開始のスーパー戦隊シリーズの50周年記念作品ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー8話『聖邪揺らめく、指輪の狩人』の感想です。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

第8話『聖邪揺らめく、指輪の狩人』感想

リングハンター・ガリュード

前回ラスト突然の襲撃により倒されたティラノレンジャーこと往歳巡ですが、そのまま指輪をかけた戦いでの敗北と同じ扱いになったようで、指輪をガリュードに奪われてしまう。

そして、ガリュードは指輪だけでなく、往歳巡も背負って帰還していき、何やら倒した変身者までも捕まえノーワンワールドへと連れ帰っている様子。今のところ、連れ帰った本人に対して何をしているのか、までは描かれていませんがガリュードの持つ召喚する能力に関係しているのか、はたまた、他に目的があるのか気になるところです。

そんなガリュードでですが、ノーワンワールドの女王テガジューン自ら声をかける程で、ノーワンワールドでもかなり重要なポジションを担っている様子。女王の求めているのは、指輪と我が婿とのことですが、女王は何を基準に婿としているのか。同じくロボットであるテガソードを求めているようにも思えますが、果たしてどのようなポジションになっていくのか気になるところです。

さらにガリュードは、今回のティラノレンジャー以外に既に何人もの指輪の戦士を倒していたようで、その場面が描かれる。更に、指輪の戦士を召喚する能力、召喚した戦士を武器にする能力と、多彩な力も持っているようで、今後もそれらの力を生かして戦ってきそうです。

クオン

そして、今回そのガリュードの変身者が吠の兄クオンであることまで明かされる。何やら吠を利用してゴジュウジャーを倒させようとしていたようにも見えましたが、どちらかというとその狙いは吠の方にある様子。

最初は、親しげな兄として接近、既にこの世界でAI企業の社長となっている彼は、その右腕として吠を採用したいと話しかけるも、何やら途中から何やら様子がおかしくなってくる。昔の自分と決別したクオンですが、吠を見ているとかつての自分を思い出すといった感じで吠につらく当たるあたりでは、弟の事も邪魔だと思っていたのかと思えてくる。しかし、どうにも最後まで見ていると、単にナンバーワンを目指すかつての自分のような弟が嫌なだけで、吠の事自体はゆがんだ形で愛情を向けているように見えてくる。

ノーワンワールドで狩られる側だったクオン、そこから何があり今のリングハンターのポジションについたのかが気になるところです。

そして、今回の吠に関しては、久しぶりに死んだと思った兄と再会できたこともあり、これまでの一匹狼な様子から打って変わり、まさにクオンの弟といった感じの面が表に出ていたのが凄く印象的で、演技の感じも別れた当時の幼さのようなものが前に出ているようでした。

兄の言葉に従い、自分自身の願いがないことを改めて認め、兄の言うままに目の前に立ちはだかる相手を倒そうとすごき出す。これまでの吠とは全く違う様子でどうやら本来の力も発揮できないまま、ファイヤキャンドルからは戦う相手としても認められずに終わってしまう。

久しぶりの兄との再会、と変わり果てた兄からかけられた言葉が、それだけ吠の事を動揺させたという事なのかもしれません。戦いが終わり、自部から襲ったゴジュウジャーの面々に今度は狙われる吠ですが、願いのない自分には必要ないと自ら指輪を捨て戦いを放棄する。

次回吠の復活となるようですが、自分の願いを見つけるのか、はたまた、願いは分からないけどそれを見つけるために再びナンバーワンを目指すのか、どのように立ち上がるのか気になるところです。

9話 アンブレイカヴル・ウルフ

願いがないことを改めて自覚し、戦いを放棄した吠ですが、何やらファイヤキャンドルとの執事ナンバーワンバトルに挑戦することになる様子。好敵手として認めた吠を復活させるためにファイヤキャンドルが動くようにも見えますが、果たしてどのような形で吠が再び立ち上がるのか気になるところです。

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