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ジークアクス テレビ放送4話『魔女の戦争』感想・考察【機動戦士Gundam GQuuuuuuX ジークアクス】

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2025年4月9日より放送開始、監督:鶴巻和哉 脚本:両榎戸洋司庵野秀明 キャラクターデザイン:竹によるテレビ放送版 機動戦士Gundam GQuuuuuuXの4話『魔女の戦争』の感想・考察記事です。ネタバレを含みますので注意してください。

4話『魔女の戦争』

シイコさん

次回予告にも姿を見せ、かなりゆるーい雰囲気で登場していたシイコさん。予告でも言われていた連邦の魔女と呼ばれる人物で、ユニカマと呼ばれる撃墜王というなかなかの経歴を持った人物であることが明かされる。

今回、そんなシイコさんが搭乗したのは、かつて戦場で戦った赤いガンダムと決着をつけるため。ニュータイプであると期待していた自身のマヴを倒したシャアと赤いガンダムに対する執着が、彼女を突き動かしていたようで、今は結婚し戦争や戦いの事からも一度は離れようとした彼女ですが、その時の赤いガンダムがいまだに戦っているという事実を前に、普通の生活を続けていくことはできずに再び戦いの場へと戻ることを選んだようです。

その心の奥底にあったのは、かつてのマブを殺された復讐というよりも、自分がニュータイプだと思っていたマブを殺した特別な赤いガンダムへの執着。今回執拗に、赤いガンダムを特別ではない、普通なものだと言い聞かせていたのも、その特別への執着を振り払いたいが故なのかなと思える。つまり、赤いガンダムが自分に倒せる特別なものではないのなら、その特別へのの執着する必要も同時に無くなることになる。そうなれば、自分はその執着を捨てまた普通の生活へ戻ってもよくなるという想い、ある意味過去に決別を付けるための戦いという面もあったのかもしれません。

今回のシイコさんの描写を見ていると、決して彼女は自身の家族と子供を大事に思っていなかったわけではないことはわかる。しかし、それすらも置き去って戦いの場へ戻る道を選んだのは、特別な赤いガンダムへの執着。どことなく、特別へ憧れるマチュともつながる考えを持っている人物のように思えました。

ある意、、赤いガンダムによって狂わされた彼女、赤いガンダムが特別ではないことを示すという執着の元、その命すら捨てた彼女の登場により、マチュという一学生が少し飛び出た世界から話の質感が変わってきたように思えます。果たして、ここから何が描かれるのか、気になってくる展開でした。

ゲルググ

今回、彼女に協力していたクランバトルの相手は、元々軍事系の会社の裏の顔とのことで、このクランバトルが単なるギャンブルではなく、戦争が終わり表立ってはできないMS等の新技術の実験場という側面を持っていることも明かされる。

今回使った機体は、ザクとは違い本来まだ一般には降ろされていないジオンの最新の量産機、『ゲルググ』を使用することができるあたり、戦争こそ終わったものの火種が消えたわけではないことを示唆しているように思えました。このゲルググ原作の物とは大きく異なり、どちらかと言えば見た目がジムなのは、ガンダムをベースにして作られたもの故なのでしょうが、どことなく口元にはゲルググらしさが残っているのが印象的です。

今回は、ガンダムが奪われたことで、原作の歴史と異なり使われなかったマグネットコーティングのテストが主目的といった感じでいs多が、今後のこの世界でまた大きな騒乱が起きることを予感させる展開でした。

来週は何やら、黒い三連星とドムが登場となりそうですが、このあたりもジオンが絡んでいるのか、はたまた既に軍には居場所がなく戦うために降りてきているのかも気になる所。もしかしたら、味方ではあったものの、赤い彗星をライバル視していたが故に、その決着をつけるためクランバトルを挑んでくるなんてこともあるのかもしれません。

ちなみに、ジークアクスから正式名称が未発表なプラモデルの予約が開始されており、時期を考えるとそのシリーズのAあたりがゲルググなんて可能性はありそうです。

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アンキーさん

今回改めて気になったのはジャンク屋を取り仕切るアンキーさんの謎。今回、ジャンク屋にやってきたシイコさんに対しては、どことなく昔の顔なじみな雰囲気を出して話を続けていました。ジャンク屋の他のメンバーの反応を見るに、シイコさんの事を知っていたのはアンキーさんのみ。そうなると、アンキーさんもジャンク屋を始める以前はシイコと同じく連邦サイドにいたなんてことはありそうですし、連邦の魔女と呼ばれるシイコさんとの距離感を見るに、ある程度近い立場だったなんてこともあるのかも。

今でこそマチュについている白いハロも元々はこのジャンク屋にいたものであったりと、大きく触れられこそしないものの、何やら謎が多そうなアンキーさん。彼女の過去が今後明かされるのか、色々気になってきます。

普通から飛び出したいマチュ

学校の友人はオンラインカジノでちょっとした儲けに喜ぶ中で、自分は15万という大金をクランバトルで稼いでいる。自分の将来の事を心配する普通な母親に対して、同じ母であってもかつての執着の元戦場へと戻ってきたシイコ。そんな、普通な今の生活と、それとは違うどこかを生きるクランバトルに関わる人々の世界が対比されて描かれた今回のお話。

今回の戦いの最後、マチュはショックを受けていましたが、それは子供もいるシイコが死んだことに対してではなく、普通ではないシュウジと肩を並べるためには、それくらぶっ飛んでいなければいけなかったという事、今の自分がまだそこまでたどり着けていない事に対する物というのは、今後のマチュが何を目指すのかを暗に示してくるラストとなっていました。

ただ、今回のシイコの最後を見るに、その道の果てには、間違いなく破滅が待っていそうで、果たして戦争も終わった時代に本当にそんなものは必要なのか?というのは疑問。とはいえ、それを止めることができる誰かがいるわけではなく、ここからのマチュがシュウジと肩を並べ、地球に行くべくガンダムに乗るというのは間違いなさそう。

そして、そんなマチュの普通から飛び出したいという行動が方針がはっきりとしてくると、今まで流されるだけだったニャアンの本作における役割も、そんな飛び出そうとするマチュを引き留めようとするポジションになるなんてこともあるのかなと思わせる。そういえば、今回ニャアンに赤いガンダムには懸賞金がかけられている、という意味深な話がされていましたが、果たしてニャアンはどう動くのかも気になる所。

普通から飛び出そうとするマチュが、最後に何を選ぶのか、どんなラストを迎えるのか気になってきます。

薔薇

今回、なぜシュウジが地球に行きたいのか?という疑問を持つマチュに対して、シュウジが語ったのは、赤いガンダムは薔薇を探しているから地球に行くという発言がありました。

本作に置いて薔薇というと、テレビ放送版ではカットされていましたが、映画のソロモン落としパートでキシリアが語っていたグラナダの地下にあるとされたシャロンの薔薇の事でまず間違いないように思えます。

今回の話でゼクノヴァの原因はサイコフレーム同士の共振が原因だったのではないか?という推がなされていましたがが、ソロモンで起きたゼクノヴァに関しても、シャロンの薔薇と赤いガンダムとの間でサイコフレームの共振が発生して起きた現象であることは間違いなさそう。

ソロモンでのゼクノヴァが起きた際に、シャアと赤いガンダムが消えたように、シャロンの薔薇も消えており、地球に転移したなんてことはありそうです。

シュウジに語り掛けるガンダムとは何なのか?

マチュはあくまで、シュウジの「ガンダムが言っている」という発言は、シュウジ自身の感情を伝える方便のようなものと認識していますが、どうにもこれまでの話を見ていると、本当に赤いガンダムがシュウジに何かをするよう指示を出しているように思えてなりません。

その目的は、今回明かされた通り薔薇と再び接触すること。つまるところ、ソロモンで起きたゼクノヴァ現象を再び起こそうとしていると考えるのが筋のように思える。赤いガンダムに宿っている意思と考えると、ゼクノヴァの際に同時に消えたシャアのものちうのが一番ありそうに思えてきますが、果たして何を目的に再びゼクノヴァを起こそうとしているのか気になるところです。

次回:ニャアンはキラキラを知らない

マチュがクランバトルに遅刻しかけ、遅刻してしまえばペナルティで法外な違約金が発生と何やらトラブルが勃発する様子。

何やら予告のラストニャアンがコックピットにいる場面がちらっと映った気がしますが、マチュが間に合わないが故に、彼女が出ることになるのか、はたまた、間に合わなければ自分が行く、といった場面なのか。

これまで、流されるだけなニャアンに焦点が当たるお話とのことで。キラキラを知らない彼女が、今後どう動くのかの指針となるお話となるのかもしれません。

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又三郎

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