2025年春よりYoutubeにて配信、リコリス・リコイルのスピンオフ作品『リコリス・リコイル Friends are thieves of time』の5話『Bittersweet first love』の感想記事です。
5話『Bittersweet first love』
赤服のたきな
前回公開されていた映像にフキが登場しており、彼女らの出番があることはわかっていたお話でしたが、本来ホテルに泊まる予定が、先生に会いたいが故にわざわざリコリコに泊まりにくるという実に微笑ましい開幕からスタート。
同じくリコリコに泊まることになったサクラが、パジャマパーティーの流れでファーストの赤服を着てみる…という展開。何となく、この流れを見た時にたきなも着るのだろうか?などと思ったのですが、まさかの予感的中。
皆が寝静まった後、夜中に何やら動く影。明るい控室にてこっそり着替えてポーズまで構えるたきな。その直前までは興味なさそうな顔を見えていた彼女も赤服に興味あったんだな、というのがなかなか微笑ましい。しかし、あそこで咄嗟に銃が出るどころかトリガーまで引いてしまうのは流石としかいいようがないのですが、やられる方はたまったものではなさそうです。
ひとまずさくらを脅迫し侵入者のせいという事にするたきなですが、何やらその時の棒読みな侵入者のくだりに思わず笑ってしまうお話でした。
しかし、本編でも見ることのなさそうな、赤服をきたたきなが見れるという、なかなか目新しいエピソード。このシリーズ、1話数分の短編作品ながらもリコリコの日常パートで見たいものが、毎度ばっちり見れていて楽しい作品です。
さて、いよいよ次回はこのシリーズのラストとなる6話、サブタイトルは『Brief respite』とのことで、日本語に訳せば『束の間の休日』、ある意味この短編シリーズ自体が束の間の休日感のあるエピソードという事もあり、最後を飾るにふさわしいタイトルとなっているように思えます。
公式サイトの6話に絡むカットでは、銃を構えるたきないに、アロハ衣装の千束の2枚が公開されており、1話で計画していたハワイ行き直前のお話ということになるのかも。今回のシリーズが、1期最終回からエピローグのハワイでの間のお話だとすると、6話公開後にに新シリーズの発表なんてこともあるかもしれず、そちら方面も少し期待してしまいます。
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